自分でできる中古住宅の調査ガイド

P1060005
広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

不動産を購入する時は、プロに全面的に頼るのではなく、自分自身で調査を行うことで、より納得のいく物件選びが可能になります。

このブログでは、誰でも実践できる不動産調査の方法について説明します。ご参考になさってください。

現地調査の重要性

不動産調査の第一歩は現地調査です。

物件の周囲を実際に歩き回り、眺め、観察することが基本です。車で物件を見て終わりにするのではなく、歩いて感じることで、紙面ではわからない多くの情報を得ることができます。

現地調査のポイント

  • 周囲の環境: 近隣の施設や交通アクセス、騒音や治安の状況を確認します。
  • 日当たりと風通し: 物件の配置や周囲の建物との位置関係を確認し、実際に日当たりや風通しの良さを感じ取ります。
  • 生活の利便性: スーパーや病院、学校など、生活に必要な施設がどれだけ近くにあるかをチェックします。
  • 総合的な視点での観察

    現地調査だけでなく、様々な角度から物件を観察することが重要です。

    例えば、周辺の住環境や将来展望なども含めて、多方面から物件の価値を判断します。

    観察のポイント

  • 周辺住民への聞き込み: 近隣に住む人々に話を聞いて、地域の雰囲気や治安、住みやすさなどの情報を得ます。
  • 役所調査: 役所で土地や建物の用途地域、法的な制約、将来の都市計画などの情報を確認します(ネットでも確認可能です)。
  • 中古住宅の建物チェックポイント

    不動産調査の最終目的は、自分にとって最適な物件を見つけることです。

    特に中古住宅の場合、自分の生活スタイルや希望に合った物件を見つけるための具体的なチェックポイントを押さえましょう。

    チェックポイント

  • 間取りと使い勝手: 自分の生活スタイルに合った間取りかどうか、使い勝手をシミュレーションします。
  • 建物の状態: 外観だけでなく、内部の状態やメンテナンスの履歴などを確認します。
  • 将来の展望: 今後の生活環境や家族構成の変化を見据えた上で、長く住めるかどうかを考えます。
  • まとめ

    0521_0116
    自分でできる不動産調査は、現地調査を通じて得た情報を基に、様々な角度から物件を評価し、自分にとって最適な物件を見つけるための方法です。

    気になる物件であれば一度だけで判断することなく、何度も時間を変えて訪れてみることで、より多くのことに気づくことができます。

    私の経験では、行くたびに好きになる物件であれば間違いないと考えます。皆様も、自分自身で納得のいく物件を見つけるために、物件を注意深く観察しましょう!

    おりいえでは、お客様の安心・安全な住まいづくりをサポートしています。住宅調査から耐震診断、リノベーションまで、総合的なサービスを提供しています。お困りの点やご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たちがお手伝いいたします。


    お問い合わせはこちらからどうぞ。





    ▼ 最新のブログ記事はこちら ▼

    30866796_m
    調査によると、分譲戸建住宅の平均購入資金は4290万円です。これは土地代も含まれた金額です。
    0928miyauchi0185
    令和5年度住宅市場動向調査報告書を読み込んでみました。そこには新築住宅のコストや「妥協」の実態が浮き彫りになっています。特に注目すべきは、新築世帯の住宅建築資金の全国平均が4034万円というデータ。
    P1060007
    中古住宅って「保証がないから不安」「見た目が古くてちょっと…」っていうイメージじゃないですか?でもそれって、先入観や誤解かもしれませんよ!