失敗しない中古住宅購入法「外壁シーリングチェックポイント」で重要なことは、劣化部位の事象を発見することではありません。シーリングは劣化するものです。古い家でメンテナンスされていない家であれば当然に劣化事象が発見されます。
古い家でもメンテ後数年であればシーリング補修は必要ありません。逆に築数年であっても施工不良や環境によりシーリングが破断しまくっている家があるのも事実です。
シーリングの劣化は雨漏れの原因になります。欠損等がある場合は雨漏れしている可能性も否定できません。
重要なことは築年数では判断できません。
●現状の状態を正しく把握すること
●すぐに補修が必要か?または何年後くらいに補修すべきかをしること
●外壁塗装や屋根と合わせ補修費用を把握すること
外壁の場合、シーリング補修は外壁塗装とセットです。足場を設置しなければ補修できないため、屋根工事もあわせて補修するのが良いでしょう。
中古住宅選びは、表面上の販売価格にこれらの補修費用も加味して計画することが重要です。ご自身のチェックでは不安な方は、工務店やホームインスペクターによるチェックを依頼しましょう。
ホームインスペクションは「おりいえ」のサービスメニューに用意しています。お気軽にご相談ください。