持ち家VS賃貸 議論は無意味?ライフプランに合わせた選択が大事!
ライフプランに合った住まいを選ぶことの重要性
ライフプランに合った住まいを選ぶことは、人生において非常に重要な決断の1つです。家を購入する場合、ローン返済が数十年にわたって続くため、長期的な視野で選択する必要があります。
例えば、子育てをしている家庭では、子どもたちが快適に過ごせる環境が必要です。学校や習い事に通いやすい場所に住んだ方が、家族の生活がスムーズに進みこともあるでしょう。一方で、キャリアアップや転勤が多い人は、住まいを購入するよりも、賃貸住宅で柔軟な生活を送る方が合っている場合もあります。
このような思考のもと、ライフプランに合った住まいを選ぶことで、経済的な面だけでなく、心理的な安定や幸福感を得ることが大切だと思うのです。大きな買い物だからこそ、将来を見据えたライフプランを立て自分にとって最適な家選びが大切です。
「賃貸VS持ち家」を考える上での条件整理
例えば、新築注文住宅を持つ場合と同様の賃貸住宅を比較する場合は、その地域で入手可能な同程度の住宅の価格を比較する必要があります。よくある「賃貸VS持ち家」の議論はこの部分が都合よく想定されています。自分自身が考える想定でなければ意味はありません。また、住宅ローンの返済期間、金利、修繕費用、固定資産税なども比較しなければなりません。
住まいを選ぶ際には、ライフプランに合わせた条件整理が不可欠です。このように、比較に必要な条件を整理し、自分にとって最適な住まいを選ぶことが重要です。
新築持ち家と賃貸住宅の比較:条件と結論
新築注文住宅持ち家と賃貸住宅の比較をする際には、比較する地域を決め、同条件の賃貸住宅の家賃を想定する必要があります。そして、35年間(最近では50年も)の住宅ローンを想定し、総支払額を比較します。
賃貸住宅は住み替えが容易であり、リスクが低いとされていますが、持ち家の場合は35年後にはローンが終わっており、住み替える場合には売却することで資産価値があると言えます。また、老後の住まいとしても、固定資産税や修繕費用がかかるものの、家賃は不要であり、リバースモーゲージなど多様なローンの在り方も提供されているため、長期的には経済的なメリットがあると考えられます。しかし、購入時には膨大な初期費用が必要であり、リスクが高いため、ライフプランに合わせた判断が必要です。
さらに、持ち家は自由に改装できることや、家族の将来を見越して建てることができるというメリットもあります。一方で、賃貸住宅は管理やメンテナンスが賃貸業者が行ってくれるため、手間がかからない点が魅力的です。住宅を選ぶ際には、これらの条件を整理し、ライフプランに合わせた選択をすることが重要です。
リスクと暮らしの豊かさのバランスを考える
ここまで見てきたことは、言い換えると、リスクと暮らしの豊かさのバランスをどう選択するかということです。資産価値や家賃の問題だけでなく、安全性、快適性、利便性、そして個人のライフプランなど様々な観点があるのが住まいです。
なので、リスクと暮らしの豊かさのバランスを考慮し、自分にとって最適な選択をすることが大切だと考えています。
持ち家を取得することを前提に豊かなライフスタイルを計画
最後に、「賃貸VS持ち家」と整理してきましたが、持ち家を取得することを前提に、老後の暮らしや子どもたちが独立した後の自分たちの生活など、将来的なライフスタイルを考えて住まいをデザインすることは楽しくもあり大切なことです。
賃貸住宅では手入れることができない、自分好みの空間であり、コミュニティーへの参加などなど、お金には変えられない価値を重ねる事ができるのも持ち家を取得することで手に入れることのできる価値です。つまり、持ち家を取得することは、より充実したライフスタイルを手に入れることができるということです。何事も、リスクに見合ったリターンがあります。ポジティブに住宅取得に取り組んで下さい。
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