都心と郊外:暮らしのコストと空間を再考する

17694eed226dc9d359e99e6465d28f20
広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。


直ぐ近くにコンビニがあるのは便利だけど、夜お腹がすいたからとか、調味料が切れたからとかでコンビニに行くことってありますか?あっても年に一度あるかないかじゃないですか?


銀行だってそう、病院だってそう。利便施設が近くにあることが暮らしを超便利にしてくれるかというと保険的に思っているだけかもしれない。少なくとも僕は思う人です。


確かに利便施設が近くがあれば便利です。しかし、郊外に比べて数倍もする地価を支払う理由って何なのか?をこのブログで再考すべきだと思いました。立地よりもゆとりの暮らしを優先したい人は是非ご一読ください。

郊外生活の価値

20230322ajina0406

僕は郊外にこそ豊かな暮らしがあると考えています。少なくとも敷地は50坪以上、車二台停めてもプールやBBQができる庭があります。隣家との距離も1m離れています(敷地境界)。もちろん平屋か2階建です。


そして窓からは自然な風景...これらが日々の暮らしを豊かにしてくれます。利便性よりも、こうした環境がもたらしてくれる心地よさこそが価値ある暮らしだと考えています。

コスト比較:都心と郊外

IMG_3102-1

東京や大阪の大都市なら駅近のメリットはあるのでしょうが、ここは地方都市広島です。勤務先まで車を利用できるなら駅近なんてメリットでも何でもありません。最寄り駅の駐車場料金も1万円前後でしょう。家から最寄り駅までは車。そこに駐車場借りても都心のバカ高い地価を考えれば郊外がよくないですか?(通勤が必須だとしても)


郊外型の暮らしでは少し小さめの50坪の土地が坪50万円として2500万円。好立地と呼ばれる場所なら倍の5000万円。敷地だけで2500万円のコスト差が生じます。


この差を埋めるために都心であれば50坪の土地を半分に割り3階建てで暮らす空間を確保します。経済的コストはこれで埋まります。


しかし、「おりいえ」が考える豊かな暮らしは、家と土地だけではありません。周辺環境も踏まえての環境です。そして、ここで比較した50坪は、これくらいは欲しいよねの敷地面積です。角地、両面道路、南側がひな壇的な条件がそろってのことです。そうでなければもっと広い敷地が理想です。


郊外であればこの条件が叶います。好立地で叶えようとすれば前述のコストよりさらに上昇します。

空間比較:都心と郊外

都心でも公園が比較的整備されている広島市ですが、それと比較した場合でも郊外の自然はもっと素晴らしいものです。海が見える場所、山が見える場所など、郊外ならではの環境を暮らしに取り込めます。


このような暮らしの価値を認識している方が、都心で同等のものを求めるなら、そのコストは非常に高くなることでしょう。

あなたの選択は?

20230322ajina0209

「おりいえ」では、豊かな暮らしこそが住宅を購入する目的である!そう考える人に、中古住宅リノベーションという手段でその価値を提供しています。


そんな生活の場が郊外にしかないことから必然的にこのような思考なのかもしれません。しかし、この思考のもとに提供している中古住宅リノベーションのモデルハウスを見学いただくお客様の声を感じとると、僕たちの思考に共感いただける方は多くいることを知りました。


言葉に表現できない想いというのは、見て触れて感じなければ出てこないものです。もし、長期間さがしているけどピンとくるものがない!という方は、理想と現実のギャップに戸惑っているのかも知れません。


郊外の生活を再評価することで、多様な暮らしの可能性を発見していただけることを願っています。ぜひモデルハウスをご覧に下さい。ご質問やご相談もお気軽にお申し付けください。




▼ 最新のカテゴリー記事はこちら ▼

1-15
中古住宅に見る広い家では、さまざまな理想の生活空間を具現化することが可能です。このブログで、広い家だからこそ実現できる5つの生活空間をご紹介します。
cccf33ed8349f73f7f2d58b2e1693c44-1
建築費と地価の上昇に伴い、ますます狭小化する敷地と建物の空間に対する批判が高まっています。
Inokuchidai_0181
このブログでは、光と影を巧みに利用して、住空間に豊かな表情をもたらすアクセントクロスのデザインテクニックを詳しく探ります。