帰りたいと思える家とは?シンプルだけど大切な住まい選びの本質

0521_0189

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。


家を選ぶとき、多くの方は立地や資産性を理由に決めがちです。でも、僕は思うんです。立地が良くても、ただ寝るだけの家や、最初から売ることを前提に買った家に住んで本当に幸せかと?


どんなに疲れていても、どんなに忙しくても、「帰りたい」と自然に思える「家」こそが、家選びで最も大切ではないでしょうか?

家が「帰りたい場所」になる理由

0521_0249
居心地の良い場所には、自然と人が集まります。人が集まることで、その空間はさらに心地よく、好きなインテリアで彩り、時には食卓に生花を飾るなど、その場所を楽しむために時間を丁寧に過ごすようになります。


そんな空間が家に詰まっていれば、他に比べようのない快適な場所となり、きっと心から「帰りたい」と思える家になると思うんです。

おりいえが考える「帰りたい家」を作るためには

0521_0240-1

僕たちが考える「帰りたい家」の条件は以下の通りです。


居場所: 家族全員がリラックスできる空間があるか?

開かずの窓や、陽の入らない場所が多い家には要注意。特に建築途中の分譲住宅ではこの点をしっかり確認しましょう。


夜の空間: 照明計画が暮らしをデザインできているか?

床や壁、家具のインテリアが、夜の時間を快適に過ごせるように計画されているかは重要です。昼間の内覧では気づきにくいポイントなので、夜の暮らしを想像しながら確認してみましょう。


プランニングデザイン: 家族それぞれの趣味や生活スタイルに合ったデザインか?

内覧の際は、実際の暮らしを想像してみることが大切です。無駄な窓や家具の配置が難しい間取り、使いにくいコンセントの配置などを見逃さないようにしましょう。


中古住宅リノベーションで実現する「帰りたい家」

僕たちが手掛ける中古住宅リノベーションは、「帰りたい家」を作ることを主題にしているわけではありませんが、結果として「帰りたい」と思っていただける家が多いように感じます。


その理由は次の通りです。


①多くの物件の中から、所有者と建築士が「帰りたい家」を目指してデザインした成功例を見つけられること。


②成功例の空間に身を置き、そこからさらに良い空間へとリデザインしていること。


③古い家に価値を見出しにくい日本の不動産市場だからこそ、デザインや空間により多くの投資ができること。


④そして何より、私たちの「おりいえ物件」を見つけて支持してくださるお客様がいることです。

まとめ: 家を選ぶ目的

最後に、家は人生で最も大きな買い物の一つです。さまざまな情報が飛び交う中で、多くの人がいろいろな意見を持っています。僕もその一人ですが、先日モデルハウスをご見学いただいたお客様の一言が印象的でした。


「結局、帰りたいと思えるか家かどうかですよね!」


この言葉こそ、家選びの本質を表していると感じました。時間を丁寧に紡ぎたくなるような家選びを、僕たちがお手伝いします。ご質問やご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!




▼ 最新のブログ記事はこちら ▼

30866796_m
調査によると、分譲戸建住宅の平均購入資金は4290万円です。これは土地代も含まれた金額です。
0928miyauchi0185
令和5年度住宅市場動向調査報告書を読み込んでみました。そこには新築住宅のコストや「妥協」の実態が浮き彫りになっています。特に注目すべきは、新築世帯の住宅建築資金の全国平均が4034万円というデータ。
0928miyauchi0101
リノベーションを計画する際に、一番大切なことは「この家はもっとよくできる」と信じること。目の前の空間がどれだけ素敵であっても、その先にある可能性を想像することが、理想の家へと再生する一歩です。