リノベーション済中古マンション購入で失敗しないためには表層リフォームに騙されない。

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「おりいえ」では、戸建住宅に特化しているため、マンションリノベーションは事業展開しておりません。弊社のことは置いとくとして、市場では、マンションリノベーションはかなり供給されています。

そんなわけで、マンションの表面リフォームについてもブログに残しておこうと思います。

マンションは外壁や構造部分はもちろんサッシに至るまで勝手に手を入れることはできません。(共用部分)言い換えれば戸建住宅に比べると簡単。専有部のみリノベーションすればいい。(なんちゃってリノベ的には)マンションリノベはラクチンです。なので参入障壁が低い。参入障壁が低いということは簡単にビジネス化できるということです。

もしかすると、戸建以上にマンションは表面リノベーションによる勘違いが多いのかもしれません。


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ストック総数は約665.7万戸。戸建のように簡単に壊し建て替えることのできないマンション。ストックが増え続けるのは自然です。昨今の地価上昇に建築価格の上昇。いまや新築マンションを供給できるのは大手デベロッパーに絞られてきています。採算制をふまえ立地や規模等の選定は厳しく供給戸数には限りがありますね。

この流れからも中古マンションを検討する人が増えるのは必然といえるでしょう。
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新築供給は少ない。それでいて高い。中古マンションの流通が随分増えてきました。不動産業者も需要があるから参入します。中古戸建のブログでもお伝えしたように、古いままでは売れにくいものです。特にこれだけリノベーションマンションが増えてくれば古いままではより古さを感じてしまいます。

国土交通省による令和元年住宅市場動向調査によると(上の図)「令和元年購入前後のリフォーム 中古マンション」売主によるリフォームのみとの回答が44.1%です。いくらで売れるかわからないものに一般売主はお金をかけたくありません。そう考えれば、この数字の多くは宅建業者ではないでしょうか。

中古戸建の編でもお伝えしたように、壁紙を張り替えただけでもリノベーション済みマンションと広告されています。
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冒頭で伝えたように弊社はマンションを専門にしているわけではありません。専門にしない理由は制約の中で納得できるものを提供する難しさを知っているからです。

階下や隣家との関係はもちろん。電気容量や給排水管の取り合い。マンションをリノベーションするにはそれ相応の知識と経験が必要です。リノベ工事は専用部だけだからと気軽に参入できるほど簡単ではありません。

一方で、深く考えなければラクチンです。表面リノベーションなんて僅かな金額。配管がどうなっているか。配線は間取りの変更に合わせて使いやすい位置にあるのか。などなど、暮らしを想像できなければ、「こんなはずじゃなかった!」となるわけです。決して表面の新しさだけで判断しないでください。


リノベーション済みマンション購入で失敗しないためには、見えない箇所の工事履歴を確認しましょう。さらに、マンションは共同住宅です。修繕積立金や今後の大型修繕等の備えを確認すべきです。

業者サイドからすれば当たり前のことも、消費者であるあなたからすればマンション購入は経験値のない買い物。何をどう注意すべきかを知らなければ思い違いがあるかもしれません。

そのあたりの詳しいことは改めての機会ということで。