リノベーションの解体工事に関するお話。

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「おりいえ」第三弾モデル。工事進捗状況ブログです。
工事進んでます。止まってません。僕が工事の進行に追いついてないだけです。

今回のブログはリノベーション解体工事に関して発信させていただきます。

この画像は「おりいえ」第三弾モデルの既存お風呂です。在来風呂とよばれるものですね。タイルに目地です。今は普通にユニットバスですがユニットが普及される前はほぼこのスタイルです。僕がこの業界に入った25年前はすでにユニットバスだったので、30年以上前のスタンダードでしょうか。

本題からずれました。そう、防水です。タイル目地から漏水します。木は水に弱いので腐ります。なので、在来風呂を解体すると木部が腐っているケースはよくあることです。

在来風呂の解体

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「おりいえ」では、購入前には必ず床下に潜りシロアリや土台や根太の腐朽を目視確認します。それれでも、閉じられたお風呂周りは確認できません。なので、お風呂周りは腐っているもの。木部の交換を前提でリノベの予算計上しています。

経験上のお話をさせていただくと。しっかりとメンテされている家、こだわって建てられた家は、在来風呂を壊しても木部が腐ってない。腐っていても僅か。そんな印象です。予算計上していたお金は浮きます。他で使えます。(このモデルは予算が出っぱなしなのでおさえることを考えないとなんですけど。。。)

予想外の出費はあるもの。

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お風呂はちょっぴり予算が浮きました。でも、浮いてばかりでないのがリフォームでありリノベです。この画像は1階洋室の小屋裏部分です。この当時の家(昭和51年)は壁に断熱材が入っていても天井裏や床下には断熱材が入っていません。この建物もそうです。

寒かったんでしょうね。1階の小屋裏だけには断熱材がぎっしり吹き込まれていました。なので天井を壊す予定は無しが当初の予定。このお部屋の天井はボードを追い張りの予定でした。。。でしたが、このお部屋は耐震補強で筋交いを入れる場所。

大工さん曰く。ちょこまかボードを「はいで」「張って」より、どうせなら壊して新しく張った方が楽だし綺麗に仕上がる。そりゃそうだ。予定変更。廃材増、ボード費用アップ、手間賃アップ、断熱材費用アップ。

この状況が自分の家だとしたらどうします?
「そんなの聞いてない!」と、クレーム付けます?

リフォーム工事の予算アップ

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僕からのお願いです。「いい提案の後には予算との葛藤が待っています。」。打ち合わせ通りで進めるのがいいのであれば別ですが。。。コミュニケーションを大切にしたい工務店さんとのリフォームならこんな話は出てくるはずです。

これは注文住宅にも通じる話です。より良いものにするために良い提案をする。このように考えるのは悪いことではないと思うんですけど。。。(無知から発生する予算アップとよりよいものにしていく予算アップとは別物でしょ。)

「こうした方が良かった!」「言ってくれてありがたかった!」僕はこんなお客様の声を信じる人です。予算に余裕をもって臨む人には理解いただけるお話だと信じます。

解体してみないとわからない話や契約時には気づかなかった話というのは建築工事においてはよくある話です。なんでも打ち合わせ通りでに進めることが果たして良いのか?

僕ら零細企業の強みは風通しのいい風土。「美しく仕上がる」「使い勝手よく出来上がる」ことにより、お客様も職人も企業も誰もが喜ぶのだから高いレベルの打ち合わせによる変更工事は有りだと思う。

そこには関わるみんなの信頼関係がないと始まらない。それは「安い高い」「遅い早い」ということではない。そう考えると、信頼の質を感じ取れる人と仕事をしたい。そんなお客様の仕事をしたい。

これは「おりいえ」だけの話じゃない。業者もお客様から選ばれるように、業者もお客様を選んでいるということを知って欲しい。

そうでなければ。意中の工務店さんに断れますよ。

ご一考いただけると幸甚です。