夏季休暇に考える自然と家族のつながり

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今日から夏季休暇をいただいています。「おりいえ」です。


 お盆の時期だからでしょうか、自然や時間の流れについて、ふと考えが巡りました。お暇つぶしにお付き合いいただけると嬉しいです。


これまでリノベーションしてきた家々を振り返ると、庭に植えられた木々が特別な存在に感じられることがあります。木には精霊が宿ると言われますが、僕には、それらの木々がその場所に宿る「気」として、家族と共に時を重ねているかのように感じます。


そんな僕たちが、リノベーションにおいて大切にしているのは、単なる改装ではなく、その家が持つ独特の空気や雰囲気を尊重し、それを引き出すことです。言い換えれば、家が持つ空気や雰囲気を感じられない家には手を入れません。


古い家だからこそ、そこに宿る時間や歴史には新しいだけの建物とは別の特別な価値があります。それを感じ、尊重し、現代のライフスタイルに合わせた新しい命を吹き込むことで、中古住宅リノベーションは、住む人にとってかけがえのない空間を創り出すことができると信じています。


これからも、家と木々が紡ぐ時間を大切にしながら、皆さんにとって特別な場所をつくり続けていきたいと思います。どうぞ、良い夏季休暇をお過ごしください!





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