夢と家が同化するのがマイホームだ!

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本日の日本経済新聞 The STYLE/Fashion


エレガンスへの弔鐘/Hubert de Givenchyの美


とても考えさせられる記事です。


以下、記事を抜粋&住宅に置き換えての妄想


ー前略ーこんな言葉を残している。「女性は身につけるものでエレガントになるのではない。どのように身につけるかでエレガントになる。」「どのように」は「どんな人間として」と意訳できる。彼にとってエレガンスとは「整えた外面」と「知性、教養、生き方などの内面」との調和だ。


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家も同じです。家の外面としての間取りは子供たちを躾るための装置となります。また、周辺環境との調和や地域への美的空間へ貢献します。照明やインテリアや内装素材は、知性、教養、生き方として、そのまま暮らしの内面となります。

昨今、友人を呼んで家飲みが増えているようですね。それは美しい部屋が増えてきたことに比例するように思うのです。以下に続く「同化」なのかも知れません。

ー前述の文章に続くー長年の友人だったデザイナー、森英恵さん(92)は、それを「同化」と表現する。「彼は着る人の立場やライフスタイルも考え抜いて服を作った。シンプルだけど行き届いたデザイン。だから、気心地がいいし、着る人と『同化』もする。単なる服というものでへなく、スタイルなのね」

 服や家に限らず、いい商品とは愛着の湧く商品です。この記事に表現されたもののような気がします。長年着続けけたい服。長く大切に使いたい車や家具。家も同じです。同化する程に愛着がわく。そうなればその人のスタイルになりますよね。

では、どれだけの商品がそこまで考え抜かれているでしょう。確かに、そこまで考えてもらわなくてもよい商品もあります。服では、ユニクロの柳井さんの本に、 「服に個性が必要なのではなく、服はそれを着る人が着こなして初めて個性を発揮するもの 」表現してました。家も同じように考えられなくもない。一方で、着る人をより引き立てるために必要なのがデザイナーです。家でいえば建築士であり職人やそれをまとめる工務店やハウスメーカーです。

日経の記事では エレガントな服は、それを着こなす知性や教養を顧客に求める。かたやデザイナーは最高の技術で、それぞれのエレガンスを追求する。 と、あります。
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すみません。実は僕はオードリの大ファンなもので、せっかくだからと画像を使いまくってます。

服に求める想いも人それぞれなら、家に求める想いも人それぞれです。家に求める想いに応えられるだけの業界といえるのか!家は、専門的な知識なくしてお客様の要望に応えることは出来ないでしょう。ましてやオートクチュールの注文住宅やリノベーションへの想いに応えるためには、一定以上の知識が無ければお客様の想いに応えられるはずはないのです。

最後に、前述した森英恵さんの言葉

森英恵さん(92)は、それを「同化」と表現する。「彼は着る人の立場やライフスタイルも考え抜いて服を作った。シンプルだけど行き届いたデザイン。だから、気心地がいいし、着る人と『同化』もする。単なる服というものでへなく、スタイルなのね」

家だってそうだ。想いに同化すれば愛着もわく。単なる家からスタイルとなる。

マイホームは夢だ人生だ!


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