上図は国土交通省 中古住宅市場活性化ラウンドテーブル 報告書 付属資料を張り付けさせていただきました。
資料は2013年までしかありませんが、住宅ストックの富が積みあがってないのは一目瞭然です。新築1棟あたり2000万円として100万戸の富が30年程度で「0円」になるのだから当然です。年間20兆円の富が消えている。
こんなヘンテコな話は先進国で日本だけです。今に始まった話ではなくずっと言われ続けている話です。他の先進国同様に住宅投資が本当の意味で投資となるよう中古住宅の流通を促進しよう!もっと安心安全なものにしよう!という動きがあるわけです。そのために尽力している人も存在します。
ただし、それでは儲からないし面倒。このまま中古住宅は30年で価値がないと思われていたほうが新築が売れる。便利な営業トークとしてありがたい。築後30年の中古戸建住宅は査定価格「0円」は当たり前です。