広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
芸術作品における「余白」とは、自己と他者との出会いによって生まれる出来事の空間を指します。この考え方は、読書『余白の芸術』から得たものです。建築において、この「自己」とは自分自身であり、「他者」とは環境だと思うのです。
そして、リノベーションでは、この余白をいかに美しく創り出すかが鍵となります。
余白の芸術とリノベーションの力
自己と環境の調和
建築において、建築家の役割は非常に重要です。建築家は施主の要望を受け取り、それを形にするだけでなく、環境と調和させることで、居住空間に美しい余白を生み出します。
有名建築家の作品においても、この調和を実現している例が多く見られます。
リノベーションと目利き力
リノベーションの成功は、物件選びの段階から始まります。適切な物件を選び、新たな命を吹き込むことで、自己と環境の出会いが美しい余白となります。
この前提は、創り出している成功例を見極める力がなければ始まりません。この力は、建築家のように無から想像する力とは別に、多くの物件を見てきた経験による高い目利き力が求められます。
美しい余白を創造するために
中古住宅リノベーションでは、こうした余白を創造するために、必要なチェックポイントを見極める物件探しが重要です。
美しい余白を持つ住まいは、居住者にとって心地よく、訪れる人々にとっても印象的な空間となります。この美しい余白を暮らしに取り入れるために、少し古いデザインを現代の暮らしに合わせリノベーションするのです。
「おりいえ」では、建築家の力、高い技術力を持つ職人さんの力を借りながら、細部にまでこだわったリノベーションを行っています。
これで四回目の読み返しになる『余白の芸術』。これからも、自己と環境の出会いを美しい余白にするためのリノベーションを提案し続け、皆様にとって理想的な住まいを提供していきたいと思います。
リノベーションへのご相談はお気軽にお問合せ下さい！
▼ 最新のカテゴリー記事はこちら ▼
本当に未来に誇れる新築でなければ、既存の建物を活かしてリノベーションする方が、はるかに持続可能で未来に残す価値があると思っています。それに、なにより住んでいて気持ちいいはずです。
僕たち「おりいえ」は、安心・安全な中古住宅の流通を促進し、その価値を最大限に引き出すためのリノベーションを長年にわたり提供してきました。しかし、今回初めて、新築分譲住宅を手掛けました。このブログでは、もうすぐ公開する新築分譲住宅を手掛けた背景と想いについてお伝えします。
ハウスメーカー時代、僕が提供していた家づくりは、まず【家】を中心に考えることでした。限られた予算の中で、最適な建物と土地のバランスを調整し、結果としてロケーションや環境は二の次になりがちでした。（家を建てていただくことが仕事）
