中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント
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中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント
広島市で中古戸建住宅×リノベーションを提供している「おりいえ」です。
私から見る限り、多くの方は新築でも中古住宅でも建物の内覧は大雑把です。「何となく綺麗」「何となくこのイメージが好き」表面的に内覧するだけで細かいところまで見学する人は少ないように感じます。
そんなこと言っても内覧方法なんて分かりませんよね。そこで、このブログで内覧時のチェックポイントをまとめてみました。ご参考になさってください。
中古戸建住宅は細かい情報がないから内覧が重要。
中古戸建住宅は細かい情報がありません。あったとしても個人が売主の場合、誰にでも公開できるものとは違います。だからこそ内覧で多くの情報を入手することが正しい購入判断へつながります。
そのためには先ず内覧前に平面図・立面図を入手しましょう。図面の中で暮らしてみてください。ダイニングテーブルやソファーの位置をどこに置くとか、やりたいこと足らないモノや余りそうな空間をイメージするのです。
リノベする予定なら何でもいいから間取り図にやりたいことを書き込みましょう。想いが整理できるはずです。
その後に内覧です。事前にイメージした空間と現実のギャップはありませんか?メジャーを持参していれば家具を置いた残りの空間がその場で確認できます。
生活をイメージしつつ内覧していけば、自然とドアの開閉方向や動線を感じることができます。生活をイメージした内覧をしてください。
中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント
中古戸建住宅は、この先安心して住み続けることができるのか?リノベすれば健全な状態で住み続けることができるのか?が気になりますよね。失敗しないためにも自分の目で建物をチェックすることが重要です。
素人だからそんなことはできないと思わないで大丈夫。雨シミも床の軋みやドアの開け閉めが難しいのも、誰もが体験すればわかることです。みんな内覧をパット見で終わっているだけなんです。
中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント 外回り
私はホームインスペクションでは最初に外回りから始めます。外から劣化のあたりをつけ内部をチェックし事象の原因を探ります。皆さんは専門家ではありませんが外部からの情報は重要です。どんなことをチェックするかお伝えします。
中古戸建住宅は遠目から敷地と建物を眺める
内覧の前には、まず、遠目から敷地と建物を眺めてみましょう。
●隣家の樹々が入ってきたりしていませんか?
●隣家との距離が気になりませんか?
●ブロックの割れやフェンスの錆とか大丈夫ですか?
屋根・軒
屋根は建物から少し離れると見えます。全体が見えなくても一部でも見えればどの程度傷んでいるかは確認できます。ボロボロの屋根の場合、内部の天井は注意深くチェックしましょう。雨シミが確認できたりします。
また、軒裏にもシミや剥がれなどの症状は見上げれば気づくことです。
外壁
外壁は浮きや割れに注意してください。サイディングの場合コーキングの切れや劣化も雨が侵入してくる原因になります。
外壁塗装の劣化は手で触れば手に粉が付きます。浮きや割れコーキングの切れがなくてもメンテの時期が近付いているといえます。
基礎
基礎のひび割れがないか?シロアリの蟻道がないか?建物外周部を回れば誰もが確認できることです。同時に隣地との距離感や内部から見える景色の確認もできます。一石二鳥です。
中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント 家の中
内部のチェックポイントの際、一番大切なことは遠慮しないことです。先日のブログも参考にしてください。
こちら:
売主居住中の中古戸建住宅は売主に直接確認できるのがメリット。
部屋
窓やドアは開けてみる。床がふわふわすれば体重をかけてみる。
壁や押し入れの中のカビや天井の雨シミを確認する。居住中であれば気になることは聞いてみることです。空家であっても所有者に確認してみれば修理済みなのか確認できます。
個人的には、よく言われるけどビー玉の持参は意味はないと思っています。
設備機器
キッチン、お風呂、洗面、トイレなどの設備機器は、設備機器の設置時期は何時頃のなのかを見た目だけで判断することなくリフォーム履歴を確認しましょう。合わせて給排水工事の有無も確認してください。この情報はリノベするにしても重要です。
中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント その他
「おりいえ」では、モデルハウス用の中古住宅を購入する時の判断に、いかに素敵な中古住宅でも、ご近所さんや街並みが気になる物件は購入しません。
暮らしは街と近隣とのコミュニケーションによって決まります。いい循環はいい環境を育てます。確実に資産性や住み心地に直結します。
内覧の際は、ご近所を歩いて、街並みや公園をチェックしたり、近所のスーパーの品揃えをチェックすることも大切です。
中古戸建住宅の表面には意味はない
ボロボロの家もパット見の内覧では、この金額でこの状態ならいいかも!?と、買ってはいけない表面だけリノベの中古戸建住宅が売れています。きっと、数年後には大きなお金が必要になるでしょう。
家の表面は消耗品と考えるべきです。大切なのは家の健康年齢です。劣化事象を見極めなければ資金計画も数年後に改めなければならなくなります。
メンテを繰り返してきた中古戸建住宅や、信頼できる建築業者の築浅物件ならまだしも、そうじゃない築20年を超えたような物件は表面の見え方に意味はありません。
広島の中古戸建住宅で気になる物件はホームインスペクションを利用してください。
「おりいえ」的視点で、中古戸建住宅の内覧でチェックすることを簡単にまとめてみました。
ご自身で気になる物件をチェックしたら、次は、専門家に依頼することを検討してください。「おりいえ」では、積極的にホームインスペクションをすることをご提案しています。建物の傾斜もレーザーを使うことで具体的な傾斜や原因を探ることもできます。
小屋裏や床下に侵入することでより多くの情報を取得できるのは間違いありません。
最後に、見た目が綺麗でも中古住宅には買ってはいけない物件は多くあります。逆にボロボロでも宝物のような中古戸建住宅もあります。そんな中古戸建住宅の購入には中古戸建住宅の取引に精通した不動産会社選びが重要です。
「おりいえ」では、新耐震基準・旧基準も含め、インスペクションを通じて購入者に必要な情報を積極的にお調べいたします。お気軽にご相談ください。
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