シリコンバレー不動産流通視察の旅 NO2

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アメリカの不動産流通【仕組】

前回のブログNO1では、オープンハウスをしていた物件を例に不動産流通についてレポートさせていただきました。今回は、もう少しお勉強的な話になります。このブログをご覧いただいている消費者様におかれましては、太字部分だけでもご覧いただき、不動産流通のあるべき姿について知っていただきたいと思うところです。

あるべき姿とはシンプルな仕組なので特別なことではありません。しかし、このシンプルな仕組みを違った方向で仕組み化しているのが日本の不動産業界です。失敗しないためにはシンプルなあるべき姿を知ってほしいと願います。

さて、上部の画像は今回の旅をスペシャルにお世話いただいたお一人Chika Mori様のスマホをパシャっとさせていただきました。見えずらいかもしれませんが$1.1Mとあります。建物にスマホをかざすと売りだされている物件の価格や資料が出てくるようです。
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ホームページではこんな感じです。
多分これでいいのかな?コチラです!

NO1でも、視察した物件サイトのホームページをご紹介しましたように、物件ごとにホームペが作られています。ここでは、別に視察した物件のホームページをリンクさせていただきます。コチラです!

囲い込みとか両手仲介とか次元が低すぎますね!

買主側からみたアメリカと日本の違い


アメリカでは希望エリア内のすべての物件情報を買主が得られるようになっています。過去の取引価格や、相場の変動、物件の資産価値の変動に関する情報や固定資産税など税金に関する部分、過去の取引履歴やライフラインに関する情報などなど、健全な取引ができる仕組みが整っています。ここまでの情報が整っていれば自分でもしっかり精査できますよね。

日本にも駅徒歩何分とかライフラインに関することとか広告規制はあります。だけど、買主が物件を特定できる情報はどれだけあるでしょう。ネットみてて「これよさげ」と、思ったら問合せなきゃ情報なんて取れないでしょ。しかも、情報が囲い込まれてちゃねえ~。。。

売主側からみたアメリカと日本の違い

不動産に限らずどんな情報も公開されなければ購入検討者には気付いてもらえません。
建築後30年経過していてもA4輪転機のチラシに「美邸」とキャッチされている程度では気にもしません。逆に築15年で価格もいい具合と、問合せしたら、車は侵入できないは、とんでもないあばら家だったという経験をしたことのある方もいらしゃるでしょ。

買主が求めやすい情報取得こそが売主にとっても価値に見合った価格で売却できる。購入できる。という単純なお話ですよね。

事実、現在売り手市場であるシリコンバレーでは、短期間に相当数の申込があり売主は価格だけではなくあらゆる条件を検討した上で売り渡す相手方を決めるとのことです。「早く手付打たなきゃ他で売れますよ!」というような話ではないのです。そもそも、どちらか一方が儲かったとか、儲からなかったとか、こんな契約が適正な売買といえるはずがありません。

このような事情です。なので、不動産エージェントは申込をしたら終わりではありません。契約から引渡にいたるまで、ホームインスペクションや住宅ローンに始まりエスクローなどなど、様々な面で買主もしくは売主との連携を図り交渉をしなけれならないのです。双方代理では中途半端感で満載でしょ。
しかも、
日本よりも莫大に多い仕事量を日本でいう片手取引フィーでこなしているわけです。

不動産エージェントからしても、情報が公開されているからこそのこなせる仕事の幅のような気がします。(情報が公開されているから正しいサービス業として仕事に向き合えると思うのです。)

情報公開により「売主」「買主」「不動産エージェント」も全てがwin×winの関係が構築できるとしか思えません。なのになぜ先に進まない日本の不動産業界!????

業界の愚痴はおいといて、多くの情報から比較検討することこそが最適なマイホームへの近道です。この国の現状を直視すればするほど、だからこそ、あなたの暮らし方やライフスタイルを理解してくれる、米国的な不動産エージェントを選ぶことが正解なのでしょうね!担当者選び大切ですよ!!

本日のお話を、もっと具体的に知りたい方へはこちらの記事が参考になります。


米国不動産流通システムに学ぶ 国交省・小林不動産業政策調整官が見た市場 市場規模、15年で倍増 物件情報の透明性が鍵に

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最後に上記した物件の視察時撮影した画像です。↓↓↓

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