家は「見て」「触れて」「感じて」判断すべきものです。

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広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。

最近の家探しは、グーグルアースで物件周辺の環境を調べ、建物空間は動画によるルームツアーが一般化してきました。今日の日経新聞には大手不動産会社が住宅販売にメタバースを取り入れるとの記事です。

ひと昔前までは、A4用紙1枚に情報をまとめた資料をもとに検討していたわけです。随分選びやすくなりました。ただし、選びやすくなったからこそ注意しなきゃですよ。

鹿を追う者は兎を顧みずになっていませんか?

家は大きな買い物です。同時に経験値のほとんどない買物です。当然慎重に事を進めます。

家を検討している皆の共通項は、「少しでも良いロケーションに」「少しでもいい家を」「少しでもお得に購入したい」のです。

明確なのは数字として「少しでもお得に購入したい」という予算の部分だけです。(注文住宅などの請負では、これどうなの?というような見積提示方法が横行していますが...)

真剣に検討するためには、ロケーションも家も、現地を確認しなければ予算に見合ったマイホームかどうかは運次第です。

積極的に触れて感じてください。

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これまでの経験上、建売や中古住宅を内覧される方の多くは見るだけという方です。

服は失敗しても買いかえればいい。家はそんなことはできません。家は自己を表します。長く住み続けるなら、周辺環境や素材・施工が数十年先の経年状態を意味します。

家の購入を検討するさいは環境がどんなに便利になろうと、家を見るだけではだめなのです。「見て」「触れて」「感じる」ことが重要です。それもじっくりと本物と比較してご自身の価値に見合ったちょうど良いところを確認してください。

欲しい家の価値と予算が合致することが損をしない買い方です。

「おりいえ」が、中古住宅リノベーションに限って事業を展開しているのは、消費者が新築を希望するのは中古市場が整備されていないからだと痛感しているからです。欧米のように中古住宅の価値を見直す市場の整備が必要だと信じているからです。

いまは多くの人が新築を望みます。結果として建つべきではない新築が今もなお建ち続けています。同じ空間、同じ間取の家が、1000万円以上価格差があるのは当然理由があるわけです。ハウスメーカーや拘りの工務店が暴利をむさぼっているわけではありません。

その違いを感じるためには、画像やメタバースは参考程度にしましょう。特に、買い求めやすい価格帯の新築や中古住宅リノベーションは、じっくり現地で触れて感じてください。

大きな買い物だからこそわかりやすい数字に迷ってしまいます。だからこそ、家の価値と予算が合致することが重要です。

損をしない買い方が豊かな暮らしへの原点です!

新築では納得いく物件に出会えないあなた!
是非、おりいえの中古住宅リノベーションモデルハウスをご見学ください!

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