資産価値だけじゃない、家の“利用価値”という視点

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
前回のブログでは、住宅選びにおいて「資産価値」と「自分らしさ」の狭間で悩む現代の課題についてお話ししました。
このブログでは、その続きとして、**「利用価値」**に目を向ける新しい視点を提案します。資産価値だけでは測れない、暮らしの本質的な豊かさについて深掘りしていきます。
利用価値の視点で住宅を見てみる

「本当にこの家で暮らすことで、自分が満足できるのか?」そんな問いかけを自分にしてみてください。家を買うという決断は大きなものですが、それ以上に大切なのは、その空間があなたにとって心地よい場所かどうかです。
コストの視点から考えるリノベーション住宅
例えば、土地値が2000万円の住宅で、フルリノベーションに2000万円を投資した場合
10年住んだ場合、年間200万円相当の家賃に見合う空間が得られる計算になります。 仮に10年後に建物価値が500万円残ったとして、年間150万円の家賃として考えれば、賃貸よりもコストパフォーマンスが高い選択肢になるとも考えらます。
一方で、注文住宅で2000万円の家を建てた場合を考えてみてください。現在の市場では、2000万円という価格は超ローコスト住宅に該当し、建物の素材やデザインに魅力を見出すのは難しいでしょう。さらに、10年後にはその家も中古住宅としての価値しか持たなくなります。
しかし、リノベーションに2000万円をかける場合、それなりのキッチンや高品質な床材、刷新されたデザインが含まれます。この選択はコストの観点からも、利用価値の観点からも、非常に魅力的であるといえます。 「せっかくお金をかけるなら、自分の満足感や日々の暮らしを豊かにする空間に投資したい」そんな風に考える方には、リノベーションはぴったりの選択肢です。
賃貸にはない精神的価値
たとえば、床材や壁の色、間取りを自由に選べる楽しさは、個人のライフスタイルを反映した住まいづくりの大きな魅力です。
また、賃貸では叶えられないような細部へのこだわりが、日々の生活に満足感を与えます。 「自分の好きな素材やデザインに囲まれた空間で暮らす喜びを感じたい」そんなあなたには、リノベーション住宅は新築にはない新しい可能性を開いてくれるでしょう。
土地価値の保持性

広島市周辺のような土地価値が安定している地域では、大きな価格下落は予想されにくいと考えます。
このような地域では土地価値が保たれるイから、建物の利用価値を最大限活用するリノベーションは、効率的で賢い選択肢といえます。
「土地は安定した資産として守りつつ、建物は自由にデザインしたい」そう考える方にとって、リノベーションは非常に理にかなった選択です。
「利用価値」から始まる住まいの計画
リノベーション住宅は、資産としての価値だけでなく、そこでの暮らしその空間が生み出す「利用価値」という視点を最大限発揮してくれます。
そんな自分らしい空間での生活は、大きな満足感をもたらしてくれることでしょう。この満足感こそが、住宅選びの本当の利益だと考えるのです。
新築でも賃貸でも実現しにくい、「心地よさ」と「自分らしさ」が両立した住まいは、中古住宅リノベーションにあります!
注文住宅では理想に届かない。分譲住宅ではときめかない。そんなあなたは、中古住宅×リノベーションという選択を考えてみませんか?
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