注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

資産価値と自分らしさ、その狭間で揺れる住宅選び

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

住宅を選ぶ時、対立して考えるような「資産価値」と「自分らしさ」の狭間に悩んでいませんか?

  1. ●資産価値の上昇を期待するなら、やはり新築だろうか?
  2. ●それとも自分らしいリノベーション住宅を選ぶべき?
  3. ●いっそのこと一生賃貸?

これらの問いをくり返しながら、日々の生活費やライフスタイルを検討しているのではないでしょうか?親や友人に相談しても、時代や人生の状況が異なるため、納得のいく答えを得るのは難しいでしょう。

だからこそ、このブログでは資産価値と自分らしさの狭間で揺れるその悩みを深掘りし、選択肢を整理してみたいと思います。モデルハウスに訪れるお客様のリアルな声をもとに、現実に即した視点を共有します。ぜひ最後までお付き合いください。

住宅選びにおける現実と希望

現代の住宅選びは、大きく分けて三つの選択肢があります。

1️⃣注文住宅

●自分が信じた工務店やハウスメーカーに依頼できる安心感
長期保証があり、「理想の家を作れる」という期待。

しかし、その理想は本当に実現するのでしょうか?

現実には、建設費の高騰、狭小土地による間取りの制約、さらには思った通りにいかない施工リスクも伴います。「注文住宅」という言葉の響きだけで安心してしまう前に、本当にその選択が自分にとって適切なのかを見直す必要があります。

2️⃣分譲住宅

立地×価格×新築というバランスの良さ。
手の届きやすさから人気。

ですが、その「手の届きやすさ」の裏には、品質のばらつきや、メンテナンス性の低さが潜んでいます。

特に最近では、狭小地に建てられた分譲住宅が増えており、長期的な住み心地や再販価値に疑問を感じるケースも少なくありません。

 3️⃣資産価値が低下した「中古」住宅

●高いコストパフォーマンスと自由度。

●リノベーションによるデザインや機能の実現可能性。

日本では「中古住宅」は資産価値が低く見られる傾向があります。

しかし、それは視点が市場価値だけに偏っているからではないでしょうか?本来、中古住宅の強みは利用価値にあります。広島市のように土地価値が安定している地域では、リノベーションを活用することで、より高い自分らしい暮らしを実現できます。

資産価値と自分らしさ、その狭間で考えるべきこと

ここで一つ考えてみてください。あなたが住宅を選ぶ理由は、「資産価値のため」だけですか?

例えば、資産価値が下がることを恐れて「安全な選択」をしても、その家での暮らしが楽しくなければ本末転倒です。一方で、自分らしさだけを追求して資産価値を完全に無視するのもリスクがあります。(本音は無視していいじゃん!ですが...(笑))

だからこそ、資産価値と自分らしさをどうバランスさせるかが重要です。

資産価値を守る方法:土地価値が安定している地域を選び、建物は利用価値を重視する。
自分らしさを実現する方法:リノベーションで独自性を取り入れた空間を作る。

特に広島市のような土地価値が安定したエリアでは、建物の価値が完全にゼロになることは稀です。リノベーション住宅を選ぶことで、コストを抑えながら自分らしい暮らしを実現し、長期的に満足度の高い生活を送ることができます。

まとめ:新しい視点で住宅を選ぶ

**資産価値を守りたい、でも自分らしさも譲れない。**この矛盾した気持ちを抱えているのは、決してあなただけではありません。

大切なのは、視点を広げること。住宅選びを資産価値だけ、自分らしさだけで片付けるのではなく、その両方を満たす新しい選択肢を模索してみてはいかがでしょうか。

次回の記事では、この資産価値と自分らしさをどう両立させるか、さらに具体的な提案を行います。ぜひ、次のブログもお楽しみに!

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