失敗しない中古住宅購入法!【外壁仕上チェック】
広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。
中古住宅を検討したいが不安だという方は多いと思います。
そこで、失敗しない中古住宅購入法として、部位ごとのチェック方法をまとめてみます。
今回は「外壁チェック編」参考になれば嬉しいです!
外壁チェックの重要性
中古住宅購入前は、外壁仕上のチェックをしてください。外壁に問題がある場合、健全な状態に補修するには多大な費用が掛かることがあります。
チェックポイントといっても大事に考える必要はありません。外周部から注意深く外観をチェックするだけです。では、どんなことをチェックするのか具体例をお伝えします。
外壁仕上のひび割れ・欠損の有無
外壁のひび割れ・欠損の有無をチェックしてください。
ひび割れ・欠損の原因は、劣化によるものもあれば施工不良や構造的問題によるもの、地震や台風など自然災害によるものまで様々です。
外壁塗装の剥がれ・色あせ・浮き
外壁塗装の剥がれ・色あせ・浮きをチェックしてください。
浮いている個所は軽くたたいても仕上げ材が剥がれることがあるので注意してください。インスペクションの際は浮き部分は打診棒(高価ではない)で表面を転がし触感や音でチェックします。
外壁仕上の汚れ・カビ・水シミ
外壁仕上の汚れ・カビ・水シミのチェックをしてください。
これらの壁は、内部に雨水の侵入や結露している可能性があります。この場合、壁を剥がすと構造材が腐っている可能性もあるから注意が必要です。インスペクションの際は、サーモグラフィーを使用して壁面の温度を測定します。
外壁仕上チェックで重要なこと
失敗しない中古住宅購入法「外壁仕上チェックポイント」で重要なことは、劣化部位の事象を発見することではありません。古い家でメンテナンスされていない家であれば外壁仕上は何らかの事象が発見されます。
外部仕上げに問題を見つけたら、その部分について内部を見学する際はより注意深くチェックしてください。そして、少しでも気になれば、多少お金は発生しても(5万円~10万円が多い)ホームインスペクションを利用し専門家の意見を聞くことをお勧めします。
外壁仕上のチェックポイントでお伝えした内容は、メンテさえすれば全く問題のないものから施工不良や構造的問題に起因するものまで様々です。
重要なことは、
●原因を知ること
●健全な状態にできるのか知ること
●そのための費用はいくら必要か知ることです
ただ外壁を塗装するだけで良い場合など、当初から計画しているリノベーション費用内でおさまります。耐震不足であった場合だとしても耐震補強する費用がリノベーション予算内におさまれば何ら問題はありません。
これらをチェックをすることで、築古中古住宅にも健全な家があることを知るでしょう。逆に築浅中古住宅でもダメ住宅はダメだということを知ることができます。
ホームインスペクションは「おりいえ」のサービスメニューに用意しています。お気軽にご相談ください。