廿日市市宮園上「中古戸建住宅×リノベーション」フローリングの追い張り。
広島市で中古戸建住宅×リノベーションを提供している「おりいえ」です。
廿日市市宮園上の途中状況です。
こちらの物件、劣化も少なく程度もよいためスケルトン解体はしませんでした。
床は追い張りで空間を一新します。
床材はオークの無垢材です。これまで使用してきたものより幅広なモノを使っています。せっかくのブログなのでフローリングの追い張りについてご説明します。リフォームの際の参考にしてください。
フローリングの追い張りとは
フローリングの追い張りは「重ね張り」「上張り」とも言います。言葉通り、既存の床の上に新しいフローリングを貼るから、既存の床を撤去する手間も時間も費用も不要です。
フローリング追い張りのメリット
〇既存フローリングをはがさないからゴミが出ない
〇工事の短縮
〇解体手間、処分費がいらない。
〇既存フローリングの上に貼る分強度が出る
フローリング追い張りのデメリット
〇フローリングの厚みが増える。
もともとがバリアフリーの住宅であれば重ねる分段差が生じます。だけど、古い住宅はもともと段差があるため段差解消につながります。
掃き出しサッシ等は、段差が生じるためアングルを入れるなどして納めます。
フローリング追い張りの注意点
こんな書き方したら追い張りのほうが得に思えますね。コスト的にも時間的にもお得なのは間違いありません。
注意点として、床鳴りや沈みがある場合、追い張りしたら解決するということではありません。根太や束石などの劣化が原因かもしれません。他にも、床に断熱材が入ってない場合、床下から断熱材を入れることを考えるべきです。また、防湿シートを新たに敷き詰めたりするなども検討したいものです。
安価だから早いからという理由も大切ですが、リフォームするのであれば、しっかりと費用対効果を考え後悔のない選択をしましょう。