注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

中古戸建住宅
内覧時のチェックポイント

中古戸建住宅は細かい情報がないから内覧が重要。

中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント

中古戸建住宅は、この先安心して住み続けることができるのか?リノベすれば健全な状態で住み続けることができるのか?が気になりますよね。失敗しないためにも自分の目で建物をチェックすることが重要です。
 
素人だからそんなことはできないと思わないで大丈夫。雨シミも床の軋みやドアの開け閉めが難しいのも、誰もが体験すればわかることです。みんな内覧をパット見で終わっているだけなんです。

中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント 外回り

私はホームインスペクションでは最初に外回りから始めます。外から劣化のあたりをつけ内部をチェックし事象の原因を探ります。皆さんは専門家ではありませんが外部からの情報は重要です。どんなことをチェックするかお伝えします。
 

中古戸建住宅は遠目から敷地と建物を眺める

内覧の前には、まず、遠目から敷地と建物を眺めてみましょう。
 
●隣家の樹々が入ってきたりしていませんか?
●隣家との距離が気になりませんか?
●ブロックの割れやフェンスの錆とか大丈夫ですか?
 

屋根・軒

屋根は建物から少し離れると見えます。全体が見えなくても一部でも見えればどの程度傷んでいるかは確認できます。ボロボロの屋根の場合、内部の天井は注意深くチェックしましょう。雨シミが確認できたりします。
 
また、軒裏にもシミや剥がれなどの症状は見上げれば気づくことです。

外壁

外壁は浮きや割れに注意してください。サイディングの場合コーキングの切れや劣化も雨が侵入してくる原因になります。
 
外壁塗装の劣化は手で触れば手に粉が付きます。浮きや割れコーキングの切れがなくてもメンテの時期が近付いているといえます。

基礎

基礎のひび割れがないか?シロアリの蟻道がないか?建物外周部を回れば誰もが確認できることです。同時に隣地との距離感や内部から見える景色の確認もできます。一石二鳥です。

中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント 家の中

部屋

窓やドアは開けてみる。床がふわふわすれば体重をかけてみる。
壁や押し入れの中のカビや天井の雨シミを確認する。居住中であれば気になることは聞いてみることです。空家であっても所有者に確認してみれば修理済みなのか確認できます。
 
個人的には、よく言われるけどビー玉の持参は意味はないと思っています。

設備機器

キッチン、お風呂、洗面、トイレなどの設備機器は、設備機器の設置時期は何時頃のなのかを見た目だけで判断することなくリフォーム履歴を確認しましょう。合わせて給排水工事の有無も確認してください。この情報はリノベするにしても重要です。
 

中古戸建住宅 内覧時のチェックポイント その他

中古戸建住宅の表面には意味はない

ボロボロの家もパット見の内覧では、この金額でこの状態ならいいかも!?と、買ってはいけない表面だけリノベの中古戸建住宅が売れています。きっと、数年後には大きなお金が必要になるでしょう。
 
家の表面は消耗品と考えるべきです。大切なのは家の健康年齢です。劣化事象を見極めなければ資金計画も数年後に改めなければならなくなります。
 
メンテを繰り返してきた中古戸建住宅や、信頼できる建築業者の築浅物件ならまだしも、そうじゃない築20年を超えたような物件は表面の見え方に意味はありません。

広島の中古戸建住宅で気になる物件はホームインスペクションを利用してください。

最後に、見た目が綺麗でも中古住宅には買ってはいけない物件は多くあります。逆にボロボロでも宝物のような中古戸建住宅もあります。そんな中古戸建住宅の購入には中古戸建住宅の取引に精通した不動産会社選びが重要です。
 
「おりいえ」では、新耐震基準・旧基準も含め、インスペクションを通じて購入者に必要な情報を積極的にお調べいたします。お気軽にご相談ください。
 
 
 

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