クロス選びにみる。注文住宅、リノベーション選びの注意点。
緊急事態宣言を受けて、広島の住宅展示場のセンターハウスも休止のようです。また、ゼネコンの現場も休止するとのこと。建築、不動産もコロナの影響を重く感じています。
今できることは感染リスクを減らすこと。
不要不急の外出はしない。
8割人との接触を断つ。僕はできているかな。。。
といっても、できることは進めたい。
そんなわけで、昨日はデザイナーの節ちゃんへご来社いただき窓全開でクロス選びをしました。
クロス選び
決めたクロス生地をスマホでパシャっと。
ちょうどいい具合に色目がぼやけてますね。
本当の色目は完成後の楽しみということで。
僕の内装イメージの基本は壁はキャンパスであるべき論者。
壁を内装材でごちゃごちゃさせるのは好きじゃやない人です。
そんな分けで、結構な種類のクロスを選んだいるように見えるかもしれませんがアクセントクロスとして選んでいるだけなんですよ。
ちなみに選ぶのに費やした時間は30分程度です。この家のコンセプトをデザイナーの節ちゃんと共有できているのでセレクトしてもらった中から選ぶだけです。イメージの共有って本当に大切なんですよ!というか、すべてかもしれません。
一般の方は、素材感や張った後のイメージを共有するのには時間がかかるからもっと時間はかかるでしょうね。それに、ハウスメーカーさんなんかは選ぶ楽しみも提供していたりするから時間がかかったりします。
クロス選びで大切なことは、小さいサンプルで決めないことです。小さいサンプルでみるのと大きな壁に張った印象はまるで違います。色目やデザインのあるものに関してはプロのアドバイスを聞いてから判断しましょう。こんな大変な時期でも対面した理由でもあります。
オプション価格について
注文住宅やリノベーション選びで注意することの一つがオプション選びといわれます。
安さだけで選ばない限り標準仕様のレベルが低ければ必然的にオプションが増えます。
ちょうどいい例がこの上のクロスです。
画像で見た感じどれがどれだけ価格が違うかなんてわかりませんよね。
見えにくいかな。赤いラインをいれたところに価格が記載されています。
左のクロスは600円/M(660円/㎡)
中央のクロスが1000円/M(1090円/㎡)
右のクロスは6200円/M(6670円/㎡)
な、な、なんと価格差10倍以上。
モデルハウスに張ってたクロスにあこがれて決めた。
だけど、見積もりには左のクロスが標準だっとします。
この場合。
18畳程度のリビングの壁天井面積を70㎡とすると
(6200円×70㎡)ー(660円×70㎡)=177,800円です。
こんな積み重ねが、こんなはずじゃなかった!と、なるわけです。
クロス選びにみる。注文住宅、リノベーション選びの注意点でした。
最後に
住宅ローン減税の3年間延長要件が2020年12月末入居要件が緩和されそうです。
(宜しければこちらのブログへ。心配だった住宅ローン減税の3年間延長要件が解決しそうです。)
これで、すでに契約済みの方は、
焦って打ち合わせする理由は一つなくなりました。
それでも打ち合わせをする必要がある場合、
こんな時期の打ち合わせはどうしてもメールやZOOMなどになります。
時間がかかっても素材を郵送してもらうなどして素材感や実際の色目を確認しましょう。