客間和室を、宮島の鳥居を望めるセカンドリビングへリノベーション!

今回ご紹介するのが、現在モデルハウスとして公開中の「ふじタウンリノベーション」。こちらのモデルハウスでは、伝統的な和室からアレンジしたセカンドリビングのデザインが特徴です。
このセカンドリビングの実例を通して、僕たちのデザインの思考や、新しいリノベーションのアイデアのヒントを共有させていただきます。この情報が、皆様の新しい住まいづくりの参考になれば幸いです。
平成前後の建築と和室

平成の時代、日本の家は広く、ゆとりある部屋数と広々としたスペースが魅力でした。
そんな中古住宅に結構な割合で存在する広い和室。それも客間としてのプラスワンの和室。家の一番気持ちのいい場所にあったりもするお部屋。この和室は、家族の望むプラスワンの暮らしをデザインするには最適なお部屋です。
セカンドリビングの魅力

コロナ後、家での過ごし方は多様化しました。テレワーク空間はもちろん、趣味の空間を希望する方も増えています。
僕的には、アメリカではメインリビングの他に、ファミリールームやセカンドリビングの存在が、普通になのだから日本にも必要でしょうという思考です。
これらの空間は、日常のリビングとは一味違い、家族がゆっくりとだらだらとくつろぐ場所になります。または親しい友人を招いてのカジュアルな時間を過ごすスペースになります。家飲みをはじめ、今こそプラスワンの和室空間の使い方を見直す時です。
眺望(宮島の鳥居)を取り入れたリノベーション

こちらの事例は、宮島の絶景を一望できる場所が、この家の和室の客間でした。
美しい風景は日常に取り入れるべきです。リノベーションは、和室の畳をカーペットに変え、天井の一部には宮島の参道をイメージしレッドシダーを貼りました。この空間から宮島を眺めると、まるで特別な場所の特等席に座っているかのような感覚になります。
リノベーション後の空間活用法

リノベーション後のセカンドリビングは、客間からヨギボーの似合うカジュアルなお部屋になりました。
昼は家族でのんびりと読書を楽しんだり、週末にはゲームやボードゲームのスペースとしても活用可能です。また、夜は映画鑑賞のスペースとして使用できます。

また、友人や親戚を招いて家飲みができるよう二階にミニキッチンも用意しました。きっと、この新しいセカンドリビングでのひとときが特別なものとなるはずです。