中古戸建住宅は耐久財です。築年数より状態を知ることが大事です。
僕の話をすると新車を買ったのは1回のみであとは中古車。今の車も5年落ちで新車価格と比較すると2/3くらいの価格で購入しました。すでに5年乗っていますが愛着もあるし、車はそうそう壊れるもじゃないし、あと10年くらい乗れるようにしっかりメンテし続けます。(基本的に中古思考なのでしょう。)
車は耐久消費財といわれますがいずれ壊れます。しかし家は違います。家は100年以上も住み続けることができる耐久財です。なのになぜ30年程度で壊すのか!新築から既存住宅流通への変化。特に、戸建住宅流通への変化はすすんでいません。
こんな推計もあるし(19年の既存住宅流通量、全国60万戸超に)肌感覚としてももう少し流通しているのは間違いないのでしょう。
それでも、戸建流通は築浅なモノばかりです。築後30年を経過すれば結構な割合で壊されています。
新築では叶わない場所や間取りの家に住める魅力が中古戸建住宅
新車では買えなくても中古車なら憧れの車が乗れるように、新築ではとても住めない場所や間取りの家に住むことができるのも中古住宅の魅力です。
欧米では、住みながらインテイリアや性能アップに努めます。建物をグレードアップすることにより資産価値が上昇します。車のようにエンジンに限界がくるような事はありません。消費財とは違うわけです。耐久財としての価値が充分認められているから築100年を超えたようなビンテージ建物が日本では考えられないような高値で取引されています。
↑上の画像は2018年 シリコンバレーへ視察の際見学させていただいた建物です。この建物の新築年月日は1891年(築後127年)です。 宜しければブログ:シリコンバレー不動産流通視察の旅 NO4
メリットより不安が大きい中古戸建住宅
住宅にも消費財や耐久財としての考え方は必要です。あとから簡単にグレードアップできる壁紙やキッチンなどの設備よりも、立地や性能、敷地の広さや家の広さなどに気を配るべきです。
耐久財として価値を考えれば中古建住宅は新築にはない魅力があります。問題は耐久財としての性能が備わっているのかどうかが分からないことです。
中古住宅は不安だから!安心して住み続けることができるかわからない!
中古戸建住宅の不安を取り除くには、不動産を仲介してくれる宅建士は解決するスキルは持ち合わせていません。そのため、宅建業法の改正によりインスペクションのあっせんの有無を説明しなければならなくなったのですが。。。インスペクションが利用されているような実感はありません。むしろ説明機会によることでインスペクション不要論が展開されているようにも感じます。
広島県の安心安全の中古戸建住宅購入はホームインスペクターをご利用ください。
ホームインスペクションによって雨漏れはないか、傾斜はしてないか。設備機器の故障は無いか。などなど健全な状態かどうか調査すればいいのです。耐震性の不安も耐震診断によって耐震強度を調査することも可能です。
本当は中古住宅派のあなた!中古住宅の現状把握は可能です。状態を知ったうえで予算内で好みの住宅を手に入れましょう。そのためには住宅の状態を知るためにホームインスペクションを利用ください。
「おりいえ」では、購入を検討していただく際はホームインスペクションを実施しています。安心安全に住み続けることのできる素敵な中古戸建住宅を見つけましょう!