子供の視点から見る、理想の「家」「立地」選び!
広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
僕は不動産の仕事をしていますが、よく通る道路沿いに新しい空き地が現れても、以前何があったか殆ど思い出すことはできません。
しかし、子供の頃の記憶は鮮明です。特に、身近な街並みや遊び場は、子供たちにとって特別な場所。これらの場所は、生涯忘れることのない思い出の風景になります。
大人は街を生活感覚で見ていない
大人になると、街を見渡す目線は日常の風景として捉ていません。車の流れる風景が日常だからでしょう。家を選ぶ際も、通勤の利便性や生活の効率性を優先しがちで、生活そのものを楽しむ視点が薄れがちです。
物件選びのさいも、車で現地に行って車で帰る。これでは物件から見通せるだけの環境しか捉えれていません。日々の生活を過ごす場所としての街の魅力は捉えれません。その逆の良くない街の環境も捉えることはできません。
大人と子供の視点の違い
大人と違い、子供たちにとって家の周りは日々の生活そのものです。大人が家を選ぶときは、交通の便や買物等の利便性など、合理的な視点に目が行きますが、子供たちにとって交通の便や利便性というのは非日常です。
子供たちにふさわしい土地の条件は以下の通りです。
●交通量が少ない安全な通り
●公園や遊び場が近くにあること
●学校への通学路が安全であること
●自然を感じられる場所が多いこと
これらの条件を満たすことができれば、子供たちは安心して外で遊ぶことができます。実際、このような街であれば大人も安心して子供たちを見守ることができます。なのでこんな街では、放課後や休日、子供たちだけが公園などで遊んでいるシーンをよく見かけます。
親としての願いが豊かな暮らしの一歩になります
親として、子供たちが少しでも良い環境で育ってほしいという願いは自然なものです。
僕視点で言えば、ポータルサイトから始める家探しは、地域や駅からの距離を入力することから始まります。暮らしに豊かさを求めるお客様からすれば、この仕組みが迷いを生み、これだと思う物件に出会わないのだと感じます。なので、大人の目線でもなく経済合理性の枠で踊らされているだけなのでしょう。
だからこそ、子供たちの視点を取り入れてみたらどうかと考え、このブログを書いています。子供たちにとって最高の環境を探すことが、豊かな暮らしへのヒントだと思うのです。
最後に
土地や物件を選ぶ際、ぜひ、子供たちの視点を忘れずに、日々楽しく過ごせる場所を見つけるという視点で探してみてください。きっと、家族全員が心地よく暮らせる環境がそこにあります。きっと、子供たちの視点が豊かな生活につながります。
そんな環境とは、駅から徒歩5分だけ長くなるだけです。車通勤で10分通勤時間が長くなるだけです。それで、暮らしは大きく変わります!
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