注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

新築住宅はもう限界?庭と広がりのある空間を手に入れる、中古住宅リノベーションのすすめ

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

コロナ禍以降、自宅での暮らしが重要視されるようになり、最近は「広い庭」や「ゆったりとした空間」に憧れを抱く方が増えてきました。

その一方で、新しく建つ分譲住宅の敷地は狭小化するばかりです。この矛盾について皆様はどう思われていますか?しょうがない?このブログはそうは思えない人に向けての提案です。

狭小化する広島の新築住宅の現状

広島市の中心部で新築住宅を購入しようとすると、地価が高いため敷地面積がどうしても狭くなりがちです。

先日僕自身がそんな疑問を感じ、物件ポータルサイトで広島市西区の分譲住宅の現状を調べてみました。 その結果、掲載されていた新築物件393戸のうち、敷地面積100㎡を超える物件は215戸、さらに駐車場2台分と少しの庭が確保できそうな150㎡以上となると83戸にまで減ることが分かりました。

新築住宅で、広い庭やプライバシーの確保ができる空間を持つことは、非常に難しいのが現状です。(重複があるとしても、割合的にはそれほど変わらないはずです。)

立地か、それとも暮らしの豊かさか

では、庭や広がりのある空間を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか?

一つの方法として、中古住宅を購入し、理想の空間にリノベーションするという選択肢があります。しかし、広島市中心部の中古住宅も地価が高いため、「広い土地を持つ中古物件」を見つけるのは難しでしょう。(土地代が建物価値以上に高いため。)

ここで改めて考えたいのが、「本当に大事なのは立地なのか?それとも豊かな暮らしなのか?」ということです。僕は、「家での過ごしやすさこそが、本来の豊かさにつながるはずだ」と感じています。あなたが僕と同じように、もし「暮らし」を大事にするなら、少しだけ郊外のエリアに目を向けてみると、新たな選択肢が見つかるかもしれません。

郊外で手に入れる、豊かな空間と暮らし

広島市の少し郊外であれば、広い敷地を確保でき、庭やデッキスペースを設けて家族で楽しめる空間づくりが可能かもしれません。

子どもたちがのびのびと遊べる広々とした庭、四季折々の花を楽しめるガーデニングスペース、そしてペットが思いきり走り回れるプライベートな外構なども実現できるでしょう。リノベーションを通じて、こうした豊かな生活環境を作り上げられるのが郊外の魅力です。(しかも、すでに周辺環境が整っていることが多く、自然に親しむ暮らしが築かれているエリアも多いのです。)

もちろん、働き方によっては、中心部から少し距離がある分、通勤時間や利便性に不安を感じるかもしれません。しかし、コロナ禍をきっかけに自宅で過ごす時間が増え、今後もその傾向は続くと考えられています。

僕自身も「家で過ごす時間が増えた今、通勤時間が多少伸びるくらいなら我慢できる」と思っていますし、テスラはロボタクシーを2026年に量産化を目指すといっています。そんな時代です。地方都市において立地の価値が今以上に高まるとは僕は思えないのです。そうなると、資産価値としての好立地って崩壊するのでは...なんて、郊外の暮らしが大好きな僕は、郊外をポジティブにとらえています。

通勤時間よりも暮らしの居心地を大切に

僕は、「利便性が良いだけでは、本当の暮らしの豊かさにはつながらない」と考えています。もし利便性を優先して手狭な家に住み、家が落ち着ける場所でなくなってしまったら、それでは本末転倒ではないでしょうか。

少しの通勤時間や移動の負担よりも、心地よく過ごせる暮らしを優先することが、豊かな生活を送る鍵だと感じます。 広島の少し郊外にある中古住宅をリノベーションすることで、自然と触れ合い、季節の移ろいを身近に感じる豊かな住環境を手に入れることができます。新築ではなかなか味わえない、そんな“広がり”のある暮らしを、ぜひ検討してみてください。


🏫こちらで使用した画像は現在公開中の廿日市市宮内リノベーションです。

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