タワマンからの眺望を大切にするならこそ、過度な期待は禁物です。
広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
僕は窓からの景色をとても大事にしています。なので、眺望のある家はとても魅力的だと思う人です。人気のタワーマンションも、そんな眺望を目当てに購入する人が多いことでしょう。その眺望が新たな建築によって消えてしまったら、訴訟問題に発展するのも無理はありません。
タワーマンション住人が「隣のタワーマンションが眺望を阻害」と提訴する事件が、各地で発生しているようです。記事はこちら
眺望は生活の一部
眺望に過度に依存しすぎるリスク
豊かな暮らしとは
「眺望がないよりはあったほうがいい」「絶対に眺望は譲れない」という方もいらっしゃるでしょう。人それぞれの暮らしへの想いがあるはずです。いずれにしても、眺望という価値に「価格」という調整がされているはずなので、眺望、環境、広さ、価格といった生活の価値を整理して選択するべきです。
間違っても、営業マンの「当分、高いビルなんて建たないでしょう!」という発言をうのみにしないでください。その結果が、数年後には景色が変わってしまうという紹介記事なのです。
そんな失敗を避けるためには、都市部における眺望は変わる可能性を含め、家そのものの価値や、日々の生活を支える周辺環境にも目を向けることが重要です。
もちろん眺望にこだわるなら、新築マンションだけでなく、街並みが確立された中古マンションを含めて検討する方が、安全かもしれません。
まとめ
眺望は生活に癒しや豊かさをもたらしてくれますが、特に都市部ではその景色がいつまでも変わらないとは限りません。過度な期待を抱くことで、最終的には失望やトラブルに繋がるリスクがあります。
本当に豊かな暮らしを実現するには、眺望にだけ頼るだけでなく、家全体の価値や生活環境をしっかり見極めることが重要です。特に都市部のマンション購入では、景色が変わっても、家そのものが持つ価値を大切にでき、心地よい暮らしを楽しめるという視点が必要です。
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