家づくりを考えるとき、 多くの方がまず最初にするのは「情報収集」だと思います。

住宅展示場、ポータルサイト、SNS、口コミ、YouTube。 今の時代、情報はあふれています。 だけど、その“あふれる情報”こそが、 時にお客様を迷わせているのではないかと感じます。

僕は長く住宅営業の現場にいましたが、多くのお客様が「何を信じればいいかわからない」と言います。

それは当然のこと。 だって、専門的な知識と数字、業界用語が混ざり合った世界です。 それをどこの誰かもわからない人の情報を信じてしまっているわけです。

いまや「情報の“量”ではなく、“誰から聞いたか”で決まる時代」だと思います。 同じことを言っていても、 その言葉の裏に“経験”や“責任”がある人とそうでない人の話は、 不思議と伝わり方が違います。その背景が重要だったりする場合も、経験の浅い人で間違った意味で捉えられてしまいます。

表面的な情報よりも、 “なぜそう考えるのか”が語れる人の言葉が、 本当の意味での「情報」だと思うんです。

言うまでもなく住宅購入は、人生を預けるほど大きな選択です。

だからこそ、情報を並べて比較するよりも、 “信じていいと思える人”を見つけてほしいと思います。

ちなみに僕たちは、家を売ることが目的ではなく、 “暮らしを整えるための選択”を一緒に考える存在でありたいと思っています。 なので、情報を一方的に渡すのではなく、 お客様の背景を知り、価値観を知り、 その上で“正しく伝える”ことを大切にしています。 情報を集めることよりも、 信頼できる誰かと話すことのほうが、 ずっと意味のある時代になっていることを共有できるお客様と共に。。。

家づくりにおいて大切なのは、 「どれだけ多くの情報を得るか」ではなく、 **「誰から聞いたか」**という一点です。

信頼できる人の言葉には、 経験と誠実さが宿ります。

その言葉こそが、あなたの家づくりを導く“本当の情報”です。