「おりいえ」が選ぶ市場とリノベーションへの想い
広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
「プレゼントは『あなたが欲しかったのはこんなものでしょ!』と渡されるものだ」という言葉を聞いたとき、「これだ!」と感動しました。ハウスメーカー時代から、この考えを持って、注文住宅のプレゼンにも取り組んできました。しかし、今の僕は少し違う視点を持つようになりました。
見て触れて感じて、感動した家を買う!
なんでもそうですが自分の「欲しいもの」を完璧に理解するのは簡単ではありません。特に家という、そう何度も経験したことのない大きな選択において、自分にぴったりのものを見つけ出したりするのはもちろん、表現する事さえも難しいものです。
なので、僕はこれまでの経験を活かし、市場の中からわかりやすく選ぶ楽しさを提供することが、住宅業界において大切だと感じています。
ブランド品や宝飾品のように、家を選ぶ行為そのものが楽しさと満足感を生むものであり、プレゼントをもらうときの高揚感を家づくりにも感じてもらいたいと思っているからです。
見て触れて感じて、感動した家を買う!家以外の商品の当り前が日本の住産業にも必要だと思っています。
「おりいえ」のリノベーションスタイル
リノベーションを始める前に、地域性やロケーション、既存の住宅が持ち合わせている特徴をアップデートする事で、この家に住むであろう人がどのような暮らしを望むのかを想像し、シミュレーションします。
その上で、その人たちに「こんな暮らしがしたい!」と思ってもらえる家を提供することを目指しています。そして、そんな人に「おりいえ」の家を見つけてもらうことが僕の願いです。
このスタイルを、これからも変えるつもりはありません。なぜなら、家づくりは単なる建物の提供ではなく、人々の生活を豊かにするためのものです。そのスタートが想像したものでなく、見て触れて感じて、感動するモノを選ぶべきだと信じているからです。
最後に
夏季休暇明けに思うことをブログにしてみました。最後までお読みいただきありがとうございます。