注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

中古住宅リノベーション+質の高い新築の必要性について持論!

僕が勝手に妄想する未来

僕が勝手に妄想す未来の住環境に必要なのは、以下の2点です。

 

  1. 解体せずに住環境を改善できる中古住宅流通の促進

 

「未来は明るい」と信じていた時代に建てられた既存の住宅には、リノベーションで大きく改善できる可能性で溢れています。中古住宅市場が活性化すれば、持続可能な住宅が供給され、資源の無駄も減らせるでしょう。そして、不動産の価値も適正に評価される時代が来るはずです。今のように「広すぎると売れない」とか、「築30年経つと解体費を引かれる」といった不合理な状況も、なくなってほしいと思っています。実現できればマイホームの適正な価値につながると思っています。

 

  1. 新築の基準をもっと厳しくする

無計画に新築を建て続けるのはやめて、本当に後世に残すべき価値のある新築だけを建てるべきです。建物の性能基準は随分と上がりましたが、それでも、新築の総量規制やむやみに土地を区割りすること、人口が減っていく地方都市にタワーマンションを建てるような政策がいつまで続くのか疑問です。

インスペクションと中古住宅の価値向上

中古住宅市場の問題解決には、インスペクションをしっかり行い、問題点を見える化することが必要です。そうすれば購入者の不安が解消されるはずです。不動産流通の透明性と質の向上が、日本全体の暮らしを豊かにするはずです。

でも、実際のところ、不動産仲介業者にとっては手間がかかるって感じに敬遠されているのが現実です。結果的に、良質な中古住宅がまだまだ安く手に入る…って感じですね。(このことが、いいことがどうかは別として)

最後に

念のためですが、新築が全部ダメだって言っているわけじゃないです。ただ、本当に未来に誇れる新築でなければ、既存の建物を活かしてリノベーションする方が、はるかに持続可能で未来に残す価値があると思っています。それに、なにより住んでいて気持ちいいはずです。


新築というラベルにこだわるんじゃなくて、家そのものの質や空間、そしてその家が未来にどんな価値を持つのか、しっかり見極めてほしいです。

注文住宅ではコストが合わない、分譲住宅にはときめかない…そんな方こそ、中古住宅リノベーションをぜひご検討ください!ご質問やご相談はいつでもお気軽にどうぞ!