家を買うなら、未来の賃上げも考えよう

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
最近、「賃上げがあっても物価高に追いつかない」という話をよく聞きます。
でも、家を買う人にとって本当に大事なのは、「毎年の賃上げが続くこと」だと思うのです。
物価は上がったり落ち着いたりしますが、もし賃上げが毎年続けば、長い目で見たときに生活は楽になっていきます。
住宅ローンを組むときって、どうしても「今の年収」を基準に考えますよね。
でも、もし給料が少しずつ増えていったら?
たとえば、年収500万円の人が毎年5%ずつ昇給した場合、10年後の年収はこんな感じになります。
・1年後:525万円
・3年後:578.8万円
・5年後:638.1万円
・10年後:814.4万円
10年後には約1.6倍になっています。
これは単純に「5%×10年=50%増」ではなく、毎年の昇給が次の年のベースになることで加速的に増えていくから。いわゆる複利の力です。
だからこそ、「今の物価が高いから家は買えない」と考えるのではなく、未来の収入の伸びも見据えて考えることが大切です。
もちろん、業界や会社によって昇給の幅は違いますが、賃上げが続くことで「思っていたよりも楽に返済できる」未来が待っているかもしれません。
家を買うタイミングを考えるなら、「今の収入」だけでなく、「将来の自分の暮らし」も想像しながら選ぶべきです。
ちなみに、僕はファイナンシャルプランナーです。
ライフプランサポートもしています。
資金計画やライフプランニングについてのご質問やご相談も承ります。お気軽にお問合せ下さい。