注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

金利上昇の時代、なぜ中古住宅リノベーションが選ばれるのか?

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

この度の日銀の追加利上げにより、これから住宅購入を検討している方々には少なからず影響が出ると予想されます。特に変動型ローンを選択しようとしている方にとっては、将来的な返済負担増加が課題となるでしょう。 ただし、僕たちの視点では、金利上昇を過度に恐れる必要はないと考えています。

むしろ、怖いのはインフレ経済下で「買い時を逃すこと」と、未来を見据えず無理をしすぎることです。今の貨幣価値や経済成長を考えれば、適切な不動産を選び、無理のない支払い計画を立てることで、長期的な資産価値を築くことができます。

金利上昇がもたらす現実とポジティブな捉え方

日経新聞の記事によると(記事元)、4500万円の住宅ローンを変動型金利で借りた場合、最近の利上げによって毎月返済額が8000円増加しました。

これまで「借り得」とされていた背景には、住宅ローン減税の控除率(0.7%)が金利を上回り、減税によって実質的な金利負担が軽減されていたことがあります。しかし、金利が0.8%や1.05%に上昇することで、控除率を上回る状況が生まれ、金利負担が増加するケースが出てきます。こんな論調です。

それでも続く住宅ローン減税のメリット

とはいえ、住宅ローン減税が適用される最長13年間(中古住宅は10年間)は依然として購入者にとって大きなメリットです。

この期間中は年末残高の最大0.7%が所得税や住民税から控除されるため、金利上昇の初期影響を緩和できます。(個別具体性が重要です。)

重要なのは、この恩恵を活用しながら無理のない返済計画を立て、将来の資産価値を見据えた選択をすることです。

豊かな未来を見据えた住まい選びの視点

金利上昇は、単に返済負担を増やすだけではなく、日本経済が成長するステージに到達したことを示しているとも考えられます。

インフレが進む中では、現在の貨幣価値で購入できる不動産の対価が、将来相対的に低くなる可能性があります。 たとえば、物件価格が将来上昇すれば、今購入した不動産は資産価値を高める力を持つでしょう。このような背景を踏まえ、僕たちは「選ばれる不動産を購入する」ことの重要性を提案します。

ただし、僕たちは「駅近や好立地の物件」だけが最適な選択肢だとは考えていません。 不景気な時代にはコストパフォーマンスが重視される一方で、豊かな経済ステージでは時間や金銭のゆとりが増し、生活環境や余暇の重要性が増していくと考えています。特に戸建住宅では、外と内との関係、つまり周囲の環境との調和が重要です。ただ便利な場所に住むだけではなく、自然や空間の豊かさを活かした住環境がこれからの豊かな暮らしのカギとなると考えています。

なぜ中古住宅リノベーションが選ばれるのか?

中古住宅リノベーションは、上記の視点を満たす選択肢として大きな可能性を秘めています。

1. 初期費用を抑えられる
中古住宅は新築と比較して購入価格が抑えられるため、ローンの総額を減らせます。たとえば、2000万円の中古住宅を購入し、リノベーション費用1000万円を加えても、4500万円の新築住宅と比較して総額でお得です。

2. 金利リスクを軽減できる
ローン総額が少なくなれば、金利上昇による負担増も抑えられます。リノベーションを選ぶことで、将来的な家計への影響を軽減することが可能です。

3. 自分好みの空間を実現できる
既存の住宅をリノベーションすることで、家族のライフスタイルに合った間取りやデザインを実現できます。新築では予算の都合で妥協せざるを得ないケースでも、中古住宅なら個性を反映した住まいを手に入れやすくなります。

変化の時代を前向きに捉える

金利上昇やインフレ経済の進展は、住まい選びをより慎重に考えるきっかけになりますが、これをポジティブに捉えれば、将来の資産価値を高めるチャンスでもあります。

無理のない返済計画と未来を見据えた選択をすることで、豊かで持続可能な暮らしを実現することができます。

「おりいえ」では、家族のライフスタイルや未来の価値を考えた中古住宅リノベーションの提案を行っています。この変化の時代を共に前向きに乗り越え、理想の住まいを一緒に実現してみませんか?ライフプランについての相談も受け付けています。お気軽にご相談ください!

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