注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

北欧の暮らしをヒントに、心地よい家づくりを

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

北欧家具や北欧風の住宅に憧れる方は多いのではないでしょうか。そして、北欧の暮らしと聞くと、シンプルで機能的、そしてどこか温かみのある空間を思い浮かべる方も多いと思います。

寒冷な北欧では、「家」をより快適にするために、自分たちの暮らしに合った選択をしてきた結果だといいます。

日本の住宅と北欧の暮らしの違い

日本ではどうでしょうか。住宅を選ぶ際、「利便性」や「資産価値」が重視される一方で、「本当に心地よく暮らせるか」という視点が後回しになっているような気がします。

特に、中古住宅は「古い」「手間がかかる」といったネガティブなイメージで語られることが多いのが現状です。同じ木の文化だからこそ、北欧の暮らしに好感を持っているのに……。

今こそ、リノベーションを通じてその価値を引き出しましょう。中古住宅×リノベーションであれば、新築以上に北欧のような「暮らしを楽しむ」住まいを実現することができますよ。

北欧の暮らしに見る「家」のあり方

北欧の家は、ただ住むだけの場所ではなく、サウナ文化に代表されるように、家族や自分自身と向き合うための大切な空間として存在しています。

家は広くなくても、自然光を取り入れたり、手触りの良い素材を選んだり、インテリアに工夫を凝らしたりと、居心地の良さを追求しています。

それは、「家」が生活の質に大きな影響を与えると理解しているからです。

中古住宅の可能性を見直す

日本でも、「自分らしい暮らし」を求める人は増えています。暮らしを軸に考えれば、新築だけにこだわる必要はなくなります。暮らしをアップデートする――それこそがリノベーションの神髄です。

このような思考のもとでは、中古住宅という選択は、経済的な選択肢というだけではありません。その家が持つストーリーや個性に感じ入り、その良さを受け継ぎつつ、自分らしさを加える家です。(少なくとも、僕がモデルハウスとして手掛けている家も、この考え方に基づいています。)

築年数が経った家は、ただ古いだけの建物ではありません。むしろ、誰が建てたかわからない新しい家よりも、歴史がその価値を証明してくれています。さらに、「古い」というだけで価格が低く評価されている点を考えると、中古住宅は実質的に「おまけの価値」を持っているようなものです。 間取りを少し見直し、家族にフィットする空間を作ったり、木の風合いを活かした内装で温かみのあるリビングに仕上げたり。「おまけの価値」があるからこそ実現できるアイデアで、家そのものが新築以上の価値を生み出す可能性を秘めています。

リノベーションが生み出す「心地よさ」

リノベーションの良いところは、自由度の高さと、完成後の姿を想像しやすい点にあります。注文住宅では想像しにくい「自分の暮らしにぴったりの空間」を、実際に目で確かめながら作れるのが大きなメリットです。

さらに、既存の家を基に柔軟な発想で空間を作り変えることができます。 例えば、子どもが小さいうちは家族が集まる空間を優先してリノベーションし、成長に合わせて個室を作る柔軟な計画も可能です。こうして、経済的なゆとりを持ちながら、家族で過ごす時間と空間を大切にすることができます。

また、既存の家のままでも、憧れの北欧家具を取り入れ、家全体をほっこりとした温もりで包むこともできます。リノベーションでは、こだわりたいポイントには予算をかけ、必要のない部分は既存のまま活かすことで、無理のないコストで理想の家を作ることができます。

北欧のような暮らしを、日本で叶える方法

北欧の暮らし方が示しているのは、「家をどう使い、どう楽しむか」というシンプルな考え方です。大きな家や最新設備がなくても、自分に合った工夫を凝らせば、家はもっと心地よくなります。

中古住宅とリノベーションは、そのための強い味方です。家の素材や間取りを活かしながら、自分らしい空間を作れるのが魅力です。そうすれば、家づくりの選択肢が大きく広がります。 家そのものを楽しみ、そこから生まれる暮らしを愛する――それが北欧流の豊かさに近づく第一歩だと考えます。

最後に、豊かな暮らしを一緒に実現しませんか 「中古住宅に可能性を感じているけど、何から始めればいいか分からない」「どんな家が自分に合っているのか相談したい」――そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。 僕たちは、中古住宅の魅力を最大限に引き出し、暮らしがもっと楽しく、心地よくなるようなお手伝いをしています。

Model house