ウッドショックによる注意事項!
関連ブログでも記事にしましたが、建築業界にとって今もっとも気になるのは「ウッドショック 」です。関連ブログ:ウッドショックの影響がこんなとこにも!上の画像は広島市西区にある弊社近くのホームセンターさん。
日に日に、その深刻さが増しているように感じます。残念なことに対処方法が見つかりません。この問題は、業者側だけにとどまらずお客様においても同じです。それほど、深刻なのです。
例えば、今年9月までの契約であれば新築の優遇された住宅ローン控除は適用されます。9月までの契約なので十分間に合います。多少の駆け込み契約があったはずです。
過去形なのは、9月までに契約してしまった場合も、業者側は契約した金額で請負うと大変な赤字を被る可能性が高いのです。(契約書には契約条項に支払い条件が記載されています。)木材が入らないだけにとどまらず、価格上昇を業者で受け止めるようなレベルの値上げ状況ではないのです。
土地を購入して注文住宅を建築する場合、着工できなくても土地の決済は待ってはくれません。土地代金を住宅ローンで賄う場合は着工できるまでの間のつなぎ金利が増えます。
何より怖いのは工事が止まるわけです。業者は売り上げが立ちません。請負った業者が着工できないまま「倒産」しなければいいのですが。。。
新築建物価格は間違いなく上昇します。価格だけにとどまらずウッドショックによる着工時期や請負金額についての支払い条件等、資材価格の上昇がどう影響するのか注意深く確認してください。