「美しいこと」を読んでマイホームについて考える。
こんにちは。田中です。
10年ひと昔といいます。時が流れれればトレンドも変化します。高価でとても買えなかったものが手に取れる価格で販売されます。技術の進歩により誰もが快適な環境で暮らすことができます。時代の変化は働き方、暮らし方、余暇さえも変化させます。そんな変化は趣味趣向さえも変化させます。
時代ともに、年齢とともに、経験とともに、感じるとともに、。。。。追い求めたい豊かな暮らし。
久しぶりに読み返してみました。
最初に読んだ時の印象は中身というより、↓↓の画像がえらく気に入り、時々、眺めては、癒されていました。
久しぶりに読み返すと。。。なんだ!これっ!て、くらいしみわたります。 今日ブログにしようと思った理由は、しみわたったのはこの一説についてシェア―したい想いにかられました。
美しいと感じるものは変化する
「美しいものとは、その人の内側にある精神がきちんと現れたものです。」
最初に読んだ時、僕の内側に美しさを受け入れることのできる精神が備わってなかったのでしょう。きっと(笑)
だけど、誰もが若いころ考えもしなかったことを考えるようになります。歳を重ねると涙腺が緩むといいますが、それも、それまで感じることのできなかった世界を知り、深く物事を捉えることができるようになるからだと思うわけです。
当然そんな変化は暮らしに影響あたえます。それまで満足していたことが物足りなくなったり、間違いに気付いたりという変化です。誰もが、よりよい暮らしを求めているわけです。居心地のいい暮らしを求めているわけです。それが証拠に住宅を買ってそのままということはありません。手を入れる。綺麗に整える。リフォームする。美しい精神性を改善します。
より快適を求めた暮らしにチェンジするのです。
内側にある精神性とは「想い」
次にこんな一節がありましたご覧ください。
音楽をする人に聞いたことがある。「あなたのしていることはなんですか」答えは「自分の内側にある想いを形にして外に出すこと。」すると彼の身体から美しい音が響きはじめた。
自分の内側にある見えないものを見えるようにすること。それがものを作るということだ。
音楽をマイホームと読み替えるとメチャ腑に落ちませんか。僕なりに読み替えます。
マイホームを購入する人に聞いたことがある。「あなたの選択理由は何ですか 」答えは、「自分たちの内側にある想いを実現すること。」すると彼の言葉から、したい暮らし叶えたい夢が発せられた。 自分の内側にある見えないものを見えるようにすること。それがマイホームを購入するために必要なこと。
想いは変化するといいました。変化させればいいわけです。だけど、原点である「マイホーム」が、まるで勘違いからスタートしたものであった場合はいかがでしょう。想像したくありませんよね。 想像したくない未来のためには、「想い」を明確にすることです。そうすれば、次の、この一説に感じ入ることができるはずです。
想いが明確なれば出会いに気付く!
人が何かと出会い、心をふるわせたときに、時間が始まり、ものが生まれてくる。確かに出会いは全ての人に平等に訪れる。だけど、多くの人が、今も大切なものと出会っていることにすら気がつかないで通り過ぎてしまうのだ。
住宅購入は、見方によっては同じような家ばかりです。例えば、自然素材の家といっても、見当もつかないほどです。検索すれば多くの企業のホームページが出てきます。想いが明確でなければ表面的な自然素材の家にひっかかってしまいます。だけど想いが明確にあれば、本当に、心ふるわせるような自然素材の家に気付きます。(あきらめちゃ駄目ですよ。きっと見つかります。 )
残念な話、モデルハウスだけ自然素材で作って、実際に建てるお客様の家は無垢にまねた新建材の家。これでは、時間が始まるどころか時間を捻じ曲げられているよなものでしょ。想いを利用されているってことですよ。
誰もが平等に知識を仕入れることができるのが今の時代です。だけど、住宅という経験値のない買物は、どの知識を仕入れるべきかというところで迷いが生じます。そのため、想い明確にする出会いの準備ができていないという方が多いのです。
できるだけ準備する!ことが、マイホーム購入で失敗しない方法です。それでも平等にキャンペーンや値引きや煽り。別の意味で心をふるわせられている。心を乱されることでいっぱいだったりもするんですね。(涙)
最後に!
美しいものって、その人になじんでいるあたりまえのもの。もう捨てられないで持っているもの。自分から去っていかないものよ、大切にね、赤木君も。
僕は巷で言われる資産性を家に求めるということに異を唱える考え方です。あえて資産性というなら「価値」としての資産性。決して売ることのない車。決して売ることない万年筆。時計。家具。食器。。。。
50年も先の空家になる可能性を心配するよりも、自分の人生にとって、かけがえのない住処への「想いを」追求すべきでしょ!
そのためには、マイホームを購入するための「想い」明確にしましょ!