注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

夫婦でローンを組むとき、“保険”はどちらにかかっている?

共働きで家を買う―― いまや当たり前の時代になりました。

「ふたりで返せば理想の家が手に入る」 そんな考えから、連帯債務やペアローンを選ぶ夫婦も増えています。

でも意外と知られていないことがあります。

団体信用生命保険(団信)は、どちらにかかっているか知っていますか?

保険リスクは「片方だけ」という構造

最近増えている“共働きフルローン”。

実際には「夫婦で半分ずつ負担しているのに、保険リスクは一方のみ」というケースが多く見られます。

たとえば、 夫が主債務者で団信に加入。 妻が連帯債務者で非加入。

この場合、もし妻に万一のことがあっても、 ローンは全額残り続けます。

知らないまま契約している人が多い

多くの方が、「夫婦で借りている=両方に保険がかかっている」と思い込んでいます。

でも実際には、ほとんどの住宅ローンで団信は主債務者のみ。(誰に保険がかかっているかを確認してみてください。)

考えておきたい“もしもの時”

家は、ふたりで返すもの。 だからこそ、守り方もふたりで考えたい。

フラット35のデュエット団信のように、両方に保険がかかる仕組みもあります。

だけど、まず大切なのは「自分たちのローンがどうなっているか」を知ること。 その理解が、家族を守る最初の一歩です。

最後に

安心は、契約の中ではなく、理解の中にあります。

家づくりの計画を立てるとき、 “間取り”や“金利”と同じように、 “もしもの時の仕組み”にも少しだけ目を向けてみてください。

それが、いつの時代も家づくりの安心につながります。

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