注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

中古住宅購入で意外に知られていない固定資産税のメリット!

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

新築住宅と中古住宅を比較すると、多くの人が新築住宅の税制優遇に注目しがちですが、実は中古住宅の固定資産税にも大きなメリットがあることをご存じでしょうか?

このブログでは、中古住宅購入における固定資産税のメリットと注意点について説明します。

中古住宅の固定資産税が低い理由

中古住宅購入の大きなメリットの一つが、固定資産税が新築に比べて低いことです。

固定資産税は、土地や建物の評価額に基づいて算出されます。新築住宅は建築後間もないため評価額が高く設定される傾向がありますが、中古住宅の場合、築年数が経過しているため評価額が下がり、その分固定資産税の負担が軽減されます。

例えば、築20年の住宅で評価額が800万円の場合、年間の固定資産税額は以下のようになります。

  • ●800万円 × 1.4% = 11.2万円

これに対し、新築住宅で評価額が1500万円の場合は、年間の固定資産税額が21万円になるため、中古住宅では約10万円の節約が可能です。

知っておきたい注意点:増築や改修時の固定資産税見直し

中古住宅の購入後に増築や大規模なリノベーションを行う場合、固定資産税が再評価されることがあります。

例えば、床面積を増やす増築を行うと、建物全体の評価額が見直されるため、固定資産税が上がる可能性があります。一方で、耐震補強のみの場合は評価額が見直されないことが一般的です。耐震補強は建物の安全性を向上させる工事であり、価値変更に該当しないと判断されるケースが多いからです。

また、評価額が変わるタイミングや税額の計算方法については自治体ごとに異なるため、事前に自治体に確認することをおすすめします。

築年数による評価額の変動

建物の評価額は築年数に応じて下がる仕組みになっています。一般的には、以下のような基準で評価額が減少します。

●築10年未満:評価額の約80%が残る
●築20年:評価額の約50%に減少
●築30年以降:評価額がさらに減少し、ほぼ土地の評価額のみになるケースも

この点について詳しくは、神戸法務局の固定資産税に関する資料をご覧ください。

まとめ

中古住宅購入には、新築にはない固定資産税の軽減という大きなメリットがあります。一方で、増築や改修時に評価額が見直されるリスクもあるため、事前に計画を立て、専門家に相談することが重要です。

これから住宅の購入を検討している方は、物件価格だけで判断することなく、お財布に直結する様々なお金を比較する必要があります。

中古住宅を検討している方は、ぜひ固定資産税のメリットを最大限に活かしながら、安心でお得な住まいづくりを目指してください!


広島で中古住宅を探している方、ぜひ「おりいえ」にご相談ください! 安心の住まい選びを全力でサポートします。✨

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