映画「繕い裁つ人」をみて憧れた旧平賀邸を訪ねた。
繕い裁つ人ご覧になったことありますか?
かなり好きな映画です。不器用な主人公に共感しました。
家は住む人を表します
「繕い裁つ人」映画の舞台が「旧平賀邸」です。
コロナ禍前ですが、神戸の友人のもとへ古民家の視察のついでに、わがままを言って連れて行ってもらいました。簡単に考えていましたが、神戸からの距離はついでとは程遠い距離。こんな事じゃなければいけてないかもでした。持つべきは友ですね。
着る服は着る人を表すように家は住む人を表します。この映画の主人公の家はこんな家であってほしい。決してボロ屋であってはならない。すんごくマッチしていました。
玄関扉は映画用に変更してますが僕は本物の玄関扉のほうが重厚感もあり好き。ホームページより画像を拝借。(上の画像)
家の寿命は築30年と誰が言った!
旧平賀邸は大正7年の建築ですって!大正ロマンとはよく言ったものです。昭和でもない、平成でもない、超素敵な建物でした。家は30年が寿命とは誰が言ったんでしょう。家の寿命は住み手が決める!丁寧に造られた家、大切にあつかわれた家、は後世に引き継がれます。
映画のセリフにある「夢見るための洋服を作っているんです。生活感なんて出せません。」まさにそんな邸宅でした。こんな住まいを普通に使いこなせてこそ素敵なんでしょうね。
住宅に置き換えるなら、「夢みる建物をつくっているんです。夢の続きはあなたが積み重ねてください」、と、お客様に言ってみよう!笑
旧平賀邸の画像です。
住宅購入時は良いパートナーを見つけましょう!
大切にあつかわれてきた家は100年前の建物でも十分居住は可能です。ごましなどできない時代の建物だからこそ、素材や職人の技を知ることが出来るのでしょう。
良質な新しい建物が建つことで良質な建物がストックされます。一方、良質でもない新しい建物はどうすることもできなく朽ちるのを待つばかり。戦後の雨風をしのぐことを優先された家は残っていません。そんなものです。
今、必要とされているのは良質な建物を建てる工務店でありハウスメーカーです。そして、実はボロボロに見えても宝物のような素材を見極めることが出来る不動産屋さん。
それができる人が少ないからインスペクションが重要なんだってのが世界常識なんですよ。
広島市周辺で住宅購入時のご相談はお気軽にお問い合わせください。