あなたにふさわしい、よい家を我が家に!
広島市で中古戸建住宅×リノベーションを提供している「おりいえ」です。
最近ニュースで、東京都心の人口減という様々な記事を興味深く読んでいます。人口減はコロナによる一時的なものだという見方もあれば、逆に、もう前の生活には戻れないという見方もあります。結果は5~10年後にわかるのでしょう。
しかし、今、家を購入しようとしている人からすると、どっちらを信じるかによって暮らし方は大きく変わります。
このブログは「もう前の生活に戻れないでしょ!」という思考からのものです。
フランク・ロイド・ライトは言っています!
昨日、フランク・ロイド・ライト 自然の家を読み直しました。
その中に、こんなくだりがありました。
ー前略ー
「我々はみな、よい服を着た時の気持ちがどんなものか、その結果引き起こされる意識の変化がどういうものかよく知っている。我々の行いは確かに変わる。これと同じ感覚を、あなたが住む家からも受け取るべきだ。これは論理的にも有効な効果がある。それと気づかないような心の憶測での影響だが、その確かな基盤の上に気高い生活が実る。自分自身にふさわしい家に住めば、人はよりよき社会の気高い務めに従い、あなた自身の信念に従って生きていることを知る。こうして、いやな出来事から解放され、精神の貧しさから救われ、豊かに生きることになる。
ー中略ー
よい家を我が家にするということだ。その家が正しく、あなたにふさわしいと意識しているときには、そしてそのなかで美しく暮らしているとかんじているときには、家のわずらいに心を割かなくても済む。あなたの行いにはもはや何の負担もかからないし、あなたの自尊心に何の懸念も残らない。自分をそう見てみたいと思う姿にするということは、そういうことなのである。
通勤通学等利便性 VS 快適な我が家
地方都市である広島においても通勤通学に公共交通機関を利用しなければならない方は多い。そんな方は、少しでも利便性の高い場所に住みたいと思われている方が多くいます。そんな場所とは地価が高い場所になります。おのずと敷地面積は狭まり家の空間面積も狭まります。
通勤通学等利便性VS快適な我が家という図式です。
引用させてもらったフランク・ロイド・ライトは都心で暮らすことを否定している人です。ライトが大好きな僕も同じです。地価にお金をかければ建物にお金はかけられません。狭小建売でいいのって話です。マンションでいいのって話です!?いいならこれ以上読み進めると頭にきます。
柔軟な働き方が余暇時間を増やし家にいる時間も増えた。
広島県は現在、まん延防止重点措置が適用されています。多くの方がテレワークをされているのでしょう。私自身が通勤するのにこれまでのような渋滞はありません。テレワークがないにせよ働き方は確実に変化しました。多くのことがリモートで解決できることを私たちは知りました。なんだったんだ、あの残業は!会議は!働かないオジサンの仕事を守るためだったのかもしれません。
いずにせよ余暇時間が増えたわけです。家にいる時間や好きなことに費やす時間が増えました。今後、無駄な残業や会議を強要するような会社が伸びるとは思えません。家にいる時間は確実に増えるでしょう。
何を目的とし家を購入しようとしているのか?
資産価値の高い家も住み続ければ資産価値なんて関係ありません。売れば、高く売れるというだけです。だけど、東京都心や一部都市でない限り、数十年後にその場所が人気であるかどうかなんてわかりません。むしろどんなに利便性が良くても、日当たりも悪く風の通らない狭小住宅を誰が購入するというのでしょうか?「おりいえ」の思考ではありえません。
家を買ってついでに資産価値も高めるなんていうのはしょせん中途半端な資産形成です。資産価値を増やすことが目的なら家を買うより別の資産形成に集中したほうが得策です。
家を購入する目的である根っこの部分は、引用させてもらったロイドの文章で言い表すことができるのではないでしょうか。
あなたにふさわしい家をみつけることができれば、美しい暮らしとなり、精神の豊かさにつながり、豊かに生きることになる!
家を購入する目的を探しましょう。きっと、あなたにふさわしい家を見つけることにつながります!
よい家を我が家にしましょう!!