2階の不要なお部屋を思い切って吹き抜けにしました。
広島市で中古戸建住宅×リノベーションを提供している「おりいえ」です。
私がハウスメーカーに勤務していた平成7年~平成20年の頃は、建物は普通に35坪~40坪でした。50坪台も当たり前です。バブル前夜の家も同じかもしくはもっと大きかったのでしょう。(軽く統計データを見てみましたが「持ち家」と区割したものしか見当たらず建売も注文住宅も一色単のデータのような気がします。)
冒頭の画像の家は、1階112.62㎡(34.06坪) 2階71.21㎡(21.54坪)
一階だけで暮らせる広さです。2階のお部屋は3部屋。うち二部屋が続き間で間延びしただけで決して使い勝手がいいとは思えませんでした。
そこで思い切って吹き抜けにしちゃいました。
そんなリノベーションストーリです。お付き合いいただけると喜びます。
ビフォー
東面に大きな窓がありました。こちらの窓、お隣さんとの窓とほど悪く重なっています。吹き抜けにしたのと同じくらい窓をつぶしたのは正解でした。耐震的にも補強もできWIN&WINでした。
リノベーション工事中の様子
天井をぶち抜いて壁を構造用合板で固めた状態です。
画像でもお気づきの通り吹き抜けから燦燦と降り注ぐ陽光。
想像しているつもりでも現実の空間には劣ります。
モデルハウスとしてのリノベーションです。一気に熱量が上がった瞬間です。
ちょっとしたデザインについて
手前にある梁は既存のものです。サッシ側にある針は吹き抜け空間のバランスを考え新設しました。(構造的な面もふまえ)既存と新設の美観がことなるため表面に板張りしています。(火打ち張りも)
リノベーションデザインに欠かせないのは思い切った決断!
こちらのリノベーションはここに紹介した吹き抜けにしたことが全てでした。大きな決断があらゆることへの整理につながりました。
家とは、どんな暮らしがしたいかが詰め込まれた容器です。吹き抜けダイニングと隣接するリビング、洗面、お客様を向かい入れる玄関などなど、暮らしたい物語がデザインされるべきだと信じています。大きな決断を軸として暮らしのイメージを妄想した時、「楽しいことが始まる!」そう感じることができたリノベーションでした。
新しいオーナー様のもと、思い出や絆が深まりますように!
「おりいえ」では、リノベーションのもたらす力を皆さんへも伝えたい!と考え、モデルハウスを展開しています。中古住宅選び、リンベーションに対する不安、などなど、お気軽にご相談ください!