注文住宅でもない、分譲住宅でもない

もう一つの新しい選択

広島の中古戸建は宝物で一杯。夢を見せる大切さを学ぼう。アトランタの建物見学!

皆様、忘年会お疲れ様です。
年齢を重ねるに従い、この季節は辛いです。
元々お酒弱いですし、今更飲みにケーション必要ないですし。

それなら飲まなきゃいいでしょ!
なんですけど、誘われなきゃ寂しいし、飲まなきゃ損な気がするし。なので、年齢を重ねるからこそ言い訳で弱さをごまかしてしまいます。お爺さんが一人でしゃべくりまくるのは、言い訳するのも面倒なのかもと思います。僕はまだ、言い訳が面倒なほどじゃない。面倒にならないよう気を付けようと思う今日この頃です。
 
さて、今日の言い訳は、アトランタの報告。帰ってきて早3週間。言い訳からスタートが必要なほどブログがあきました。
 
その分、今回のブログは楽しいですよ。きっと。
理由は僕が楽しかったら。
 
最終日は朝から建物探訪が続きます。
もう一度言いますね。
この住宅1910年建築ですよ。築後110年ですよ。
 
リノベして、ステージングして、見違えるでしょ。
 
見た目が古いからなんて関係ないわけです。
(もちろん構造は大切ですよ。)
どうにでもなるわけですよ。
 
古いから汚い。が正しい表現ではありません。
掃除も整理も設えもしてないから汚いわけです。
 
新築だから綺麗。が正しい表現ではありません。
新築だから営業が掃除するし、ちょっとしたインテリアで飾るから『素敵』『可愛い』と、なるだけです。
 
その他、購入者も売却者も知りたい情報はオープンです。
なので不動産エージェントは右から左に動かしてなんぼの世界じゃありません。
 
アメリカの不動産エージェントは専門性を高めるために様々なスキルアップの勉強をされています。コミュニケーションを高めたり、交渉術を高めたり、インスペクションや住宅ローンの専門家の手配などなど、スンゴイ努力をされているのを感じました。
 
さて、朝からテンション高めの見学をした後は、アトランタの歴史的建造物をリノベーションした「Ponce City Maaket」へ。
 
と、いうかお伝えしたいのは、午前中見学した建物を含め、周辺全体の開発ですね。バスの道中の大きな倉庫もリノベーションされ賑わってるというお話やスパイダーマンのロケもその倉庫を使ったとかって話です。
 
新しいものを造ることだけが豊かとはいえない。古い物を生かし再生することでどれだけ貧しさから脱却できるのか。工場を全部壊して街に作り替える。工場なんだからそれはそうかもしれない。でも、倉庫や歴史的建造物さえも壊すのはあまりにも土木的というか商業的というか無策だと考えてしまいます。
 
広島市内の歴史的建造物が壊されそうな話も出ています。税金の使い方の外へ目を向けてほしい。民間に活用させればスンゴイカッコイイ趣のある建物なわけです。原爆の歴史も引き継ぐことが出来る建物ですし、残しさえすればいかようにでもなると思うのですが。。。僕は残してほしいと願っています。
被服支廠2・3号棟解体へ 広島県が原案、1号館は保存
話がそれました。戻します。
 
そう、めちゃカッコイイ商業施設なんです。
この日の昼食はこの施設で。日本食が恋しくてみんなの結論は「ラーメン」でした。
 
そして、世帯年収500万円台の方々が購入してるという次なる物件へ。
環境や建物を考えると僕はここに住みたいと思いました。だけど、別の意味では感じたのはステージングの大切さです。ステージングしてないこの物件を一般の方が見学した際のワクワク感はない。
 
夢を見せる大切さ!
 
ステージングはマストですよ。日本の不動産屋さん。
 
ま!だから日本の戸建て住宅は宝物で一杯なんだけどね
 
ちなみに、もうちょとこの環境をみてみてください。
世帯年収500万円台でこんな家やロケーションに住めるんですよ。
アトランタいいとこ住んでみたいでしょ。
この後、バスで移動中。もう少し高級そうな家が立ち並んでいました。そこは玄関までバスケットコートが5つは入るアプローチがありましたよ。最高級な場所は道路から家が見えないそうです。日本ではそんな場所って本当に限られていますよね。
 
そして、旅の最後はアトランタの新築。
ここまで一気にブログを書きあげてきましたがちょっと疲れ気味。
 
それは最後が新築だからか!?
 
世帯年収が750万円程度の方がご購入されているとのことでした。
 
4ベッド3バスルーム
$396,760-


新築ということを除けば敷地は狭いし、隣棟感覚も狭い。
樹々は育ってないしで殺風景。
 
雑な部分はアメリカンを感じるし、それなら数十年安全に暮らせてた家の方が価値があるとも考えれる。それをリノベーションして見違えさせれば自分らしさあふれる暮らしとなる。
 
最後に新築をみたことで僕の思考は「中古流通促進に尽力しよ!」という結論に至りました。
 
昨年につづきお誘いいただいた、インスペクション関西有限責任事業組合 代表の妹尾和江さま、シリコンバレーからツアーをコーディネイトいただいたAtsuko Yubeさま、アトランタで素敵な建物見学をセッテイングいただいたEmiko Yanguさま、お母さまが大変な時にもかかわらず楽し旅に導いていただいたKeith Andrews CEOさま。毎食毎晩素敵な会話と知見を楽しませていただいた参加者の皆様。
 
※ご参加された皆様へ。極力お顔が判別できないよう配慮したつもりです。万が一ご覧になられて消去してほしい画像等があれば遠慮なくラインにてお知らせください。
 
感謝感謝でございます。
 
来年も企画されるとのこと。是非とも参加したい。一方でフランクロイドライトの落水荘もみたい。二つ同時は無理。究極の選択をしなきゃが待ってます。
 
長いアトランタのブログはこれにて終了。
最後までお読みいただいた皆様。ありがとうございました。


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