ロケーションの価値を再考する:
リノベーションがもたらす美しい景観
広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。
僕は最近、【日本の景観】という本を読み返して、ロケーションの大切さについて改めて考えました。この本には、場所の特性は人間のイメージによって発見され、人間がそれを発展させることで美しい景観が生まれると書かれています。僕もこの考えに強く共感しています。
そこで、このブログでは「中古住宅リノベーションが日本のロケーションをどう守り快適な暮らしへつながるのか思考していきます。お付き合いいただけると喜びます。
リノベーションが景観を輝かせる
リノベーションは、美しい景観を一層引き出す手法として機能しています。
(まだまだ事例は少ないですが。。。)
僕たちは、美しい町並みを壊さず、むしろ阻止するように心がけるべきだと信じて取り組んでいます。
これまでも古い家をリノベーションすることで景観を輝かせる実例をつくってきました。
資産価値の観点から住環境を守る
土地が広いのでどうしても物件価格は高くなりますが、持ち家を資産と考えると土地が最も重要です。
建物は新築であっても、30年経てば価値がなくなります。
狭小住宅などメンテナンスが難しい場合、価値の減少はさらに加速するでしょう。
資産価値をシュミレーション
前述したことを考慮して、現在公開中のモデルハウスや近隣販売事例の分譲住宅の価値を30年後にシミュレーションしてみます。
根拠は次の通りです。建物価値は新築時から徐々に減っていき、30年後にはほとんど価値がなくなります。一方で、土地の価値は長期的に見ると安定していると仮定しています。現在のモデルハウス価格4580万円のうち、土地価値が2940万円、建物価値が1600万円です。同様に、分譲住宅価格3280万円のうち、土地価値が1327万円、建物価値が1953万円です。(どちらも土地単価35万円/として計算したにすぎません)
30年後、建物価値がほぼゼロになると仮定すると、モデルハウスの資産価値は土地価値の2940万円となります。分譲住宅も同様に、資産価値は土地価値の1327万円となります。このため、30年後の資産価値の差は、2940万円 VS1327万円 となり購入価格より300万円縮小します。
地価が上昇すれば、この差はさらに縮まります。特に、景観が良いモデルハウスとの価格差は、実際にはもっと小さいはずです。さらに、経済が成長すれば景観の良くロケーション良い物件から評価されるはずです。この差はさらに縮まると考えられます。
住環境を守り快適な暮らしを求めるなら中古住宅リノベーション
住環境を守りながら快適な暮らしを求めるのであれば、中古住宅リノベーションが最適な選択肢です。リノベーションにより、古い住宅に新たな価値が生まれ、美しい景観を維持しながら、資産価値も守ることができます。さらに、リノベーションによって個性的で魅力的な住空間を作り出すことが可能です。
これはポジショントークではなく世界標準です。僕は、なぜ、みんな中古住宅を買ってリノベーションしないのか不思議に思っています。(真剣に(笑))
最後にまとめ
ロケーションと景観は人間の感性や精神の特性に基づいて発見され、人間がそれを発展させることで美しい景観が生まれるといいます。リノベーションは、美しい景観を一層引き出す手法であり、住環境と資産価値の両立が可能です。(これを本来のリノベーションと呼びます。クロスを張り替えただけ美装しただけは単なる模様替えにすぎないでしょう)
今後も、美しい景観を維持しながら、快適な暮らしを実現するためには、中古住宅リノベーションが最適な選択であると信じ、僕たちは、美しい町並みの良質な家と資産価値を守りながら、理想の暮らしを追求していきます。
最後に、中古住宅リノベーションのモデルハウスはいつでも見学可能です。ご見学希望は、電話やメール、または当社ウェブサイトのお問い合わせフォームからどうぞ!