安心とされている大手ハウスメーカーの中古住宅を検討する際のメリットとデメリット
広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。
中古住宅取引の増加に伴い、購入に不安を感じる人も多くいます。手頃な価格に魅力を感じても、維持費が高いと購入の意味はありません。大切なことは、安心できる良質な家を選ぶことが中古住宅購入の成功へのカギとなります。(築年数が浅くても、建物の状態が悪かったり、リフォーム費用が高かったりすることもあります。)
このブログでは、一般的に安心とされる大手ハウスメーカーの中古住宅の利点と欠点について整理していきます。
ぜひ参考にしてください。
大手ハウスメーカーの中古住宅のメリット
保証が引き継げる可能性がある
新築住宅の保証は、基本的に転売されると新たな購入者は受けられませんが、一部の大手ハウスメーカーでは保証が引き継げることがあります。
ただし、全てのメーカーではないので、確認が必要です。
仕様書等細かな情報を把握している。
大手ハウスメーカーへ連絡すれば、お風呂や水洗の品番などの情報がすぐに提供され、部品交換も容易です。(経験上)
瑕疵の可能性が低い。
大手ハウスメーカーでは地盤調査や社内検査が徹底されており、瑕疵の可能性が低いと思われます。
また、点検やアフターサービスも充実していることからも瑕疵の可能性は低いでしょう。
同じ築年数の分譲中古住宅に比べ基本性能が高いことが多い。
大手ハウスメーカーの中古住宅は、同じ築年数の物件に比べて基本性能が高いことが多いと思われます。
ただし、これを利点とするかどうかは意見が分かれると思っています。(工務店の家の方が基本性能が高い家もある)
市場が大手ハウスメーカーの中古住宅を安心と考えている。
大手ハウスメーカーが建てた中古住宅には、「安心感」があると考えられています。
そのため、次に売却する際にも高値がつく可能性があります。
大手ハウスメーカーの中古住宅のデメリット
リフォームに制限がある。
プレハブ系の中古住宅では、独自の工法や材料が使われているため、リフォームに制約があります。
間取り変更などを計画したい場合、建てたハウスメーカーに相談せざるを得ません。
その場合、リフォーム費用が高くなります。
同じ立地・規模の場合、価格が高い可能性がある。
市場が大手ハウスメーカーの中古住宅を安心と考えているため、無名の工務店が建てた、同じ立地・規模の中古住宅よりも高い価格になることが多いでしょう。
大手ハウスメーカーの中古住宅は市場に少ない。
大手ハウスメーカーの中古住宅は、市場シェアが20%未満(準大手も含む)であり、売り物件の確率は1/5です。
そのため、探すのに時間がかかることがあります。
大手ハウスメーカーの中古住宅検討の要点
大手ハウスメーカーの中古住宅を検討する場合、良質な物件に出会う可能性は高いのですが、物件数の少なさやリフォーム費用を考慮すると選択肢のハードルがどうしても高くなります。
中古住宅を購入する際重要なことは、家の状態は住む人の関わり方によって変わるということです。大手ハウスメーカーの中古住宅でも、状態が良くないものもあれば、無名の工務店でも、素晴らしい素材を使ったものや、心が躍るような物件も存在します。
大手ハウスメーカーの中古住宅を選ぶ際には、メリットとデメリットを考慮しながら、自分たちのライフスタイルや予算に合った物件を見つけることが大切です。また、物件探しの際には、専門家の意見を参考にすることも重要です。
中古住宅選びのポイント
1.予算と希望条件を明確にする。
2.大手ハウスメーカーだけでなく、地元の工務店やデザイナーズハウスも検討する。
3.物件の状態を専門家によってチェックする。
4.リフォームや修繕費用を見積もる。
5.保証の引き継ぎやアフターサービスを確認する。
住宅購入は人生の一大イベントです。大手ハウスメーカーの中古住宅に限らず、より幅広く物件を検討し、自分たちの理想に近い家を見つけましょう。そのためにも、専門家の意見を参考にしながら、じっくりと物件探しを楽しんでください。
中古住宅購入を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ホームインスペクションをはじめ、専門スタッフがご相談に乗り、適切な物件やリフォームのアドバイスを提供いたします。あなたの理想の住まい探しを一緒にサポートさせていただきます!お問い合わせをお待ちしております!