ダイニングキッチンリノベーション:古い壁付けキッチンからモダンなデュエアイランドスタイルへ
広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。
暮らしの中心であるダイニングキッチン。どれだけ忙しい家族も「食」は生活の支えです。ダイニングキッチンが家族のコミュニケーションの中心です。一日が始まり終える重要な空間です。
リノベーション前の壁付けキッチンは、現代に生活にあった役割を十分に果たしていませんでした。そこで、家族が集い、会話が生まれ、新しい思い出が作られるデュエアイランドスタイルのキッチンへとリノベーションしました。
このブログでは、壁付けキッチンからデュエアイランドスタイルへのリノベーション過程を紹介します。庭を眺めながらの料理や、アウトドアダイニングとの自然なつながりを楽しむ、新たなキッチン空間へのリノベーション事例を是非参考にして下さい。
before 壁付けキッチン
約15畳のLDKを贅沢にダイニングキッチンとして利用していた前オーナー様。壁を上手に利用してお好きな家具を配置されていました。しかし、現代の暮らしから考えると、家事動線が長く無駄に感じました。
リノベーションの必要性
この家に住む人は夫婦と子供、きっとアウトドア好きな方だと僕たちは予想しました。というか、そういう方に住んで欲しいと願いを込めました。(笑)
そんな方であれば、このプライベート感溢れる素敵な庭を利用しないはずはない。少なくとも絶対BBQはするはず。それ以上に、全オーナー様も、完成したこの庭を想像できていたら、キッチンの位置は庭を眺めるこの場所に移動していたでしょう。後出しじゃんけんができるのがリノベーションの最大の魅力です。
デュエアイランドスタイルへのリノベーション
「おりいえ」では最近連続してGRFTEKTのキッチンを設置させていただいています。その中から今回はデュエアイランドを採用させていただきました。色はシンプルに「プレミアムホワイト」。
特徴(GRAFTEKTカタログより)
シンクと加熱機器を分けることでコンパクトなアイランドを実現
回遊しやすく、複数人が行き交わっても快適
シンク側、加熱器側それぞれに作業スペースを確保
ダイニングテーブルを繋げて配膳・片付けもスムーズ
作業スペースが広く、収納量が多い(一般的なI型キッチンの約1.4倍 それにW950のバックセットをオプション対応しています。)
リノベーション実行&制約を楽しむ
リノベーションをリフォームよる建物のイノベーションだとすれば、キッチンスタイルの変化により、暮らしが劇的に変わらなければならないと考えています。とはいえ、施工するにあたり、様々な制約があります。この家はコンクリートパネル構造のため、壁を取ること、壁に新規に穴をあけるなどは控えました。
元々あったキッチンフードの穴を利用する必要があり、キッチン上部の天井を下げる必要がありました。その下がり天井部分をデザインとするため、抜けない壁に棚を設置し、バランスするようにキッチン収納を造り付けにしました。更にアクセントとしてブルーのクロスを貼り海と空をイメージしたのがafterです。
アウトドアリビングとの一体感
「おりいえ」のモデルハウスはモデル期間後販売するためにリノベーション予算には限りがあります。実は、ダイニングから続くウッドデッキを設置し、キッチン前の窓から配膳ができるように、デッキに合わせて棚を設置したかったという本音があります。
しかし、この庭はアウトドアリビングとして最高の場になります。きっと、新しいオーナー様が将来DIYでデッキを設置することと期待しています。(家は暮らしながらアップデートするものです。)
リノベーション後のダイニングキッチン
小出しにしてきましたが完成後のキッチンです。
この家の中心は確実にこのダイニングキッチンです。すでに、このモデルハウスはクローズしていますが、同じGRAFTEKTキッチンは井口台リノベーションでご覧いただくことが可能です。お気軽にお問合せ下さい。