トータルバランスの重要性:自然素材と偽物素材が織りなす住宅デザインのコントラスト
広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。
自宅の外構や庭が美しくデザインされていることは、生活をより豊かにし、日々の生活に彩りを与えてくれます。しかし、その美しい外構と家の間にどこか不自然なギャップを感じたことはありませんか?
このブログでは、自然素材と偽物素材が織りなす住宅デザインについて、トータルデザインについて、整理してみました。
お洒落なお庭が増えてきました。
ここ広島でも、お洒落な外構を手掛けるお庭屋さんが増えてきました。その方たちのおかげで、魅力的な外構の美しい家も増えてきました。
お庭やアプローチ、植栽にいたるまで、美しさとデザインセンスはプロの仕事です。素材感や、色合い、デザインが家の暮らしをより豊かなモノにしてくれています。
偽物素材でデザインされた家
一方で、本物素材の庭とはアンバランスなのが、偽物素材でデザインされた家の方です。僕はレンガならレンガ、タイルならタイル、木なら木をつかえ論者です。なので、せっかく本物素材の外構なら、家も本物の素材を使うべきでしょ。と、どうしても考えてしまいます。
本物と偽物の混在では、家と外構の統一感が損なわれます。アンバランスなデザインにしか思えません。
アプローチと家のギャップ
こういう家とは、庭や外構の施工と家の建築を別に依頼しているのでしょう。その結果、統一感のないアンバランスなデザインに仕上がるのだと思います。きっとそうです。
トータルバランスの重要性
言いたいのは、デザインはトータルバランスがいかに重要かということです。切り取った美しい画像に惹かれて訪れた場がなんだかな~という経験はおありでしょう。各部分が単独で美しいだけではなく、全体としての統一感や調和、物語性が大切なのです。
これは僕たちがリノベーション案を考える際、家づくりをサポートする際、の基本軸です。
最後に、インスタを始めとした、切り取った「好き」をちりばめても、物語性がなければ、統一感のない思いとは違った家になるだけです。失敗しないためには、家は、周辺環境やインテリまでもが意思を持ったモノ達でデザインする必要があるのです。
僕たちは、お客様の「好き」を形にするだけでなく、家全体とその周囲の環境を含めたトータルなバランスを重視しています。もしご自宅のデザインに何かお困りのことや、改善したい点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。「おりいえ」的視点から、ご提案させていただきます。