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物件選びがコストを左右する!理想のライフスタイルを実現するための中古住宅リノベのコツ

広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。

リノベーションでコストを抑えつつ理想の空間を実現するためには、「物件選び」がとても重要です。リノベーションは自由度が高い分、最初の物件選びの時点でその後のコストや仕上がりに大きく影響します。「魔法のリノベ」と感じるか「悪魔のリノベ」と感じるかは、物件選び次第といっても過言ではありません。

このブログでは、「どんな暮らしをしたいのか」「ライフスタイルに合った空間はどんなものか」を意識しながら、賢くリノベーションを進めるためのポイントをご紹介します。

自分らしい空間を実現するための物件選びのポイント

リノベーションを前提に中古物件を選ぶとき、「自分がどこまで変えたいのか」が物件選びの全てです。例えば、「自分のこだわりを実現したい」「全面的に自分らしい空間にしたい」というような場合は、築古で現状の建物価値が低い物件が適しています。このような物件は建物そのものの購入コストが抑えられるため、リノベ予算をしっかりと確保できるのがメリットです。

一方、築浅や内装が比較的きれいな物件を選ぶと、建物の価値もそれなりに残っているため、リノベ費用を含めた購入コストが高くつきます。このような物件を大規模にリノベーションするのは費用対効果が低く、どちらかというと、部分的なリフォームや手軽な内装の変更が望ましいと考えます。「ちょっとしたイメージチェンジで十分」という方には、築浅でコンディションの良い物件が向いています。

例:築古の物件

建物価値がほぼない分、購入コストが抑えられ、自由度の高いリノベーションが可能です。リノベ費用をしっかり確保して、自分らしいデザインにこだわることができます。

例:築浅の物件

建物価値があるため購入費用が高めになりますが、部分的な改装だけで十分な場合は、少ないリノベ予算でも理想の住まいが実現できます。

ライフスタイルに合わせたリノベーション計画の立て方

どんなに納得の空間にリノベしても、ライフスタイルに合わない住まいでは満足できるはずがありません。リノベーション計画を立てる際には、「どのくらいの期間この家に住むのか」「ライフスタイルや将来の変化にどう対応したいのか」といった条件を確認することが大切です。期間や暮らし方の変化を視野に入れながら計画を進めると、リノベーションの方向性が見えてきます。

例えば、今のライフスタイルを重視しつつも、将来の住まいや使い方に柔軟性を持たせることで、必要なときに空間の用途を変えやすくなります。また、短期的な住まいや転居の可能性がある場合、費用対効果を意識して最小限の改装に抑えたり、再販時の価値を保ちやすいデザインや機能を選ぶのも賢明です。

一方で、「ここを終の住処にしたい」といった長期的な視点で住まいづくりを考える場合には、ライフスタイルの変化に合わせて、空間や設備が長持ちするように計画することが重要です。例えば、耐久性のある設備や家族構成の変化に対応できるようにリノベすれば、長く快適に住み続けられる住まいが実現しやすくなります。

このように、リノベーションの計画では、ライフスタイルの将来像や時間軸をどう考えるかがポイントです。家とともに成長し、変化に柔軟に対応できるようリノベすれば、より満足度の高い暮らしが実現できます。

物件選びがコストとリノベーションに与える影響

中古住宅リノベーションでは、新築と違って「リノベーションの自由度の高さ」が最大の利点です。しかしその反面、どこまでリノベーションするか、どこにお金をかけるかの判断が難しくなります。

物件選びの段階でしっかりと「自分が何を優先するか」を考えましょう。そうすれば、予算のムダを抑えつつ理想の空間に仕上げやすくなります。一方でコストばかりを優先すると、新しいと古いが同一空間に混在し、ちぐはぐで落ち着かない空間になってしまいます。

物件選びとリノベーションのバランスが鍵

中古住宅リノベーションは「物件選びの段階から、どんな暮らしをしたいか」を意識することが、結果的にコストダウンにもつながります。また、ライフスタイルの変化や住まいの期間も考慮して選ぶことで、最終的なリノベーションの満足度が大きく変わってきます。

自分の理想とする暮らし方や将来の計画を考えながら、賢く物件を選び、長く愛着を持てる住まいを実現してください。間違っても、場所と価格からだけは選ばないでください!


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