狭いリビングと和室をモダンリビングへリノベーション
広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。
築30年程度の家では、狭いリビングと和室の組み合わせという家が多くあります。これらは一体として広い空間にすれば現代のライフスタイルにもマッチします。
このブログでは、狭いリビングと和室をモダンリビングへリノベーションした事例をご紹介します。参考になさってください。
和室の魅力とリノベーションの鍵
使い勝手のよくないはずの和室が、現代のライフスタイルにマッチする洗練されたリビングスペースへと生まれ変われ変わりました。これぞリノベーションの力です。
僕たちが手がけたこのリノベーションプロジェクトでは、日本の伝統的な障子が、変身の鍵を握っていました。
障子を現代のインテリアに変える
和室といえば、温もりのある木の枠に紙が張られた障子が特徴的です。
このプロジェクトでは、その障子をブラックに塗装し、モダンなインテリアのアクセントとして再利用しました。
思うに、黒という色は、シンプルだけどアクセントとして最適です。また、障子の独特のデザインが、和モダンの空間を表現してくれます。
明るく開放的なリビングへ
リノベーション前の部屋は、古びた壁と畳が目立っていました。しかし、壁を清潔感のある白で統一し、床は明るい色のパイン材を使用することで、空間全体がぱっと明るく、開放的な印象に変わりました。
さらに、シンプルながら存在感のある照明や家具を配することで、スタイリッシュながらも居心地の良いリビングスペースが完成しました。
古いからこその新しさ
このリノベーションでは、ただ古いものを新しくするだけでなく、古い価値観を現代のライフスタイルに変えることができできました。
障子のブラックペイントも、障子という古い価値として捨て去られるはずの素材を、新しいデザイン価値に変えました。また、古いからこその新しさのような、他にはない空間にリノベーションが完成しました。
最後に、このリノベーション事例が、古い家を現代の生活スタイルに合わせてアップデートするヒントになれば幸いです。新しい可能性を探求し続ければ、僕たちの住空間はより豊かで魅力的なものになります。