小上がりのファミリースペースから望むもみじの家

お引き渡しさせていただいた
モデルハウスをご紹介します。
Kitchen & Dining 〜キッチン&ダイニング〜




用意された箱に、食卓とキッチンがセットされたのみという、いたってシンプルなダイニングキッチンでした。(笑)
せっかく南面が開いているのにこれはもったいない!この発想がリノベーションの始まりです。
テーマは「小上がりのファミリースペースから望むもみじの家」
(残念ながら季節的にもみじに葉がついていません。)
まず外へのつながりのため、両開きの出窓をピクチャーウィンドウとし、通風はピクチャーウィンドウ下へ流れる横滑り窓としました。
夜は軽くお酒が飲めるようダウンライトでライティングし、小さいけれどファミリースペースとしてくつろげるような配置にしています。
小さいお子様がいる家庭では、ママがダイニングリビングで集まり、子供達は小上がりスペースでお昼寝したり♪
窓から望むもみじが優しく眠気を誘ってくれるはず(笑)
Japanese-style room 〜和室〜


最近では減ってきた本格的な和室が設えてありました(堀炬燵あり)。
大きく変更することなくあえて現状のままに近い状態で仕上げています。
床板や書院のカウンターはDIYによって自分らしさを施してほしいと思います。
また、玄関ホールより直接出入りできる和室は、接客機能も兼ね備えています。
趣味を生かして各種教室ごとにも利用できますね。
Living 〜リビング〜




和室とダイニングに挟まれた居間。
そんな印象の居間をダイニングキッチンとつなげることでリビングとしての機能へ変化させました。
6帖の使い勝手の悪い部屋からホール部分のスペースをリビングへ取り込むことで8帖の快適な空間へ変化させました。
その際、梁として残った古材はそのまま生かしインテリアの一部として残すことにしました。
観葉植物を飾り付けて、空間を自分らしく創るおシャレも楽しめます。
もちろん4枚引戸の襖は和室とのつながりも確保できます。
和モダンな大空間で家飲みの機会が増えそうです。
Bedroom 〜寝室〜




2階にあった昔ながらの中途半端感あふれる和室。
それが第一印象です。
1階の和室を生かすのも和モダンな暮らし、もみじを望むダイニングも四季を感じる暮らしを願うから。
和室の趣をそのままに座をあげ間接照明とフロアースタンドで眠りを楽しむ空間に仕上げてみました。
間接的な人工照明と障子から入る自然光によって心地よい眠りを導いてくれるはず。
Kids room 〜子ども部屋〜




リノベーションする前は子供部屋でした。
ここは完全にこれからの自分らしい暮らしの余白です。
2階リビングとするも良し、家族の成長に合わせDIYスペースとして変化を加えるのも良し、元の通りに子供部屋として使用するも良しの自由な空間です。
家は今が全てではありません。
家族の成長とともに思い出を創り、部屋も変化していくのです。
そのために最初から造り込む必要などありません。
余白を利用し新しい価値を創り込む。
その後新たに余白が生まれたらまた新しい価値や暮らしを加えていくのです。
この考えこそが「ori_ie」に通じるポリシーです。
Floor plan 〜間取り〜


狭く使いづらかったリビングをダイニングキッチンと一体化し、広いLDKに。
ホール部分もリビングに取り込むことで更に広い空間を確保してあります。
ダイニングの奥に日当たりの良い小上がりのベンチを設けました。
2階寝室はベッドスペースの座を上げ、間接照明を設置することで和室を柔らかく照らします。
洋室と互い違いに配置されていた押し入れは繋げて寝室のクロークに。
2つに分かれていた洋室を1つにして大きな洋室にしました。
子供部屋としても、DIYスペースとしても使用できるので、住んでいる人の想像力を掻き立てます。
また、入り口や窓は生かしてあるので、将来的に部屋を分けることも可能です。
モデルハウスを
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