中古住宅購入で失敗しないためには建物調査が重要です。
中古住宅の保証は!
安心して中古住宅を購入するために!
自分自身で建物の状況をチェックする。
建物に詳しい仲介業者へ仲介を依頼する。
不動産の売買契約において、契約前に説明義務のある重要事項説明書では、中古住宅のコンディションについての説明義務はありません。売主からの付帯設備及び物件状況確認書で確認するくらいです。
では取引のプロである宅建士が教えてくれるのでしょうか?宅建士であっても建物の知識は別物です。参考までにお伝えすると、宅地建物取引士の試験内容は建物の形質、構造および種別に関することなど、土地や建物について不動産に関わる者としての常識的なレベルでしかありません。
建物の知識がなければが建物の構造やメンテに関する適切なアドバイスできません。これでは、価値に見合った中古住宅かどうかは分かりません。少なくとも中古住宅を購入する場合は、最低限、建物に詳しい仲介業者へ依頼しましょう。
リフォーム業者へ問題ないかチェックを依頼する。
最近では中古住宅を購入してリフォームをする方が増えています。もったいないのは、リフォームを考えているのに物件選びが優先してしまうことです。
想い描いたリフォーム後の暮らしがあるはずです。総予算もふまえリフォーム業者さんへ実現可能な建物か否かをチェックしてもらうべきではないでしょうか。
よくあるケースは、仲介業者さんのお勧めするリフォーム業者さんから見積もりです。表面だけを化粧されておしまい。なんて事にならなきゃイイと心配しています。
ホームインスペクターに建物診断を依頼する。
媒介契約時に中古住宅を売買するお客様に対して「建物状況調査(ホームインスペクション)」の制度の説明と、希望に応じた斡旋(あっせん)を行う必要があるということが義務化されています。しかし、まるで普及していません。
中古住宅を安心して購入する方法はあるんです!
中古住宅の建物チェックができれば宝物がみつかります。
表面だけ化粧されている住宅も小屋裏に侵入してみると雨漏れで酷い状況だったり、床下に侵入してみると基礎はクラックでいっぱい。希望する間取りを実現しようにも耐震に不安が残るからそれはできない。。。など、など。中古住宅を購入して失敗した理由は多く聞こえてきます。
最初からわかっていれば購入してなかったはずです。 中古住宅購入で失敗しないためには、どんな方法であれ、建物状況を把握したうえで購入しましょう。
そうすれば、きっと宝物に巡り合えます。宝物を宝物として購入できます。