空間的価値が未来を左右する。はず。 中古住宅の資産価値の考え方!

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広島市で中古住宅リノベーションを手掛ける「おりいえ」です。


ここまで新築価格が高騰してくると、いろいろな企業がリノベーションに参入し始めています。この動きは、中古住宅市場にも注目が集まっている証拠です。


これからは、注文住宅や分譲住宅といった新築だけでなく、中古住宅も選択肢に加えることで、さまざまなニーズに応える市場が形成されるはずです……多分……今度こそ。


そうなると、住まいの「価値」をどのように評価するかが重要になります。「おりいえ」では、これまでのように「価格」や「資産価値」に注目するのではなく、住宅が持つ「空間的価値」に注目することが、今後の真の資産価値を考えるうえで重要だと考えています。


具体的には空間的価値とは、単に部屋の広さやデザインだけではなく、その場所やレイアウト、住環境との関わり方を指します。例えば、家の間取りや周囲の自然環境、駅や学校、病院など生活に欠かせない施設との距離も当然含まれます。


このブログでは、変化する住宅市場の価値について、独断と偏見で進めていきます。お付き合いいただけると嬉しいです。


住まいにとって空間的価値こそが大切

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これからの日本は、人口減少や少子高齢化といった社会的変化に直面しています。これまでのように「駅近に住めば資産価値が維持できる」とは限りません。


「豊かな暮らし」は、単に立地が良いからといって保証されるものではありません。家が位置する「空間」、そして家を構成する「空間」の価値こそが重要になってくるでしょう。なぜなら、人口が減少しても、より豊かな生活が叶う場所や空間の魅力は持続するからです。

人口減少と空間的価値

ここ広島県だけでなく日本全国において今後人口が減少していくことは確実な未来です。土地の需要が減れば、住宅地の不動産価格も下落する可能性があります。しかし逆に、人口が減少しても価値が落ちにくいエリアや、空間に価値を持つ住宅は、将来にわたっても資産としての価値を保つことができるはずです。


現在、その価値は「駅近」や「都心近く」といった基準で評価されていますが、将来的には違う基準が求められるかもしれません。例えば、好立地だからと言って、狭小住宅に住みたいと思いますか?僕たちはそうした暮らしが豊かだとは考えていません。暮らしの豊かさは「空間的価値」こそが決定づけると信じています。


この視点が正しいと仮定して進めますが、この考え方は、中古住宅を選ぶ際の大きなポイントとなるはずです。


もちろん、都市部のアクセスが良い場所にも、環境的に優れた場所は存在します。ただし、狭い土地に建つ住宅が果たして今後本当に資産価値を持ち続けるのか?という点については考える余地があると思います。


基本的には、どんな場所においても「空間的価値」は暮らしの豊かさに直結する重要な要素です。この視点を持てば、豊かな自然環境に恵まれた郊外や、ライフスタイルに合わせた利便性の高いエリアは、人口が減少しても魅力的であり続けると思うのです。これらの場所にある住宅は、価格以上の価値を持つと考えます。

空間がもたらす豊かな生活

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家を購入する目的は人それぞれです。資産を形成するための手段としている人もいれば、居心地の良い豊かな暮らしを叶えるための「空間的価値」を求める人もいます。「おりいえ」では、家を「投資としての資産価値」だけでなく、その空間でどのような豊かな生活を叶えることができるか。これこそが真の価値だと考えています。


例えば、デザインされたリビングから望む緑豊かな景色や、近くにある公園での子どもたちとの時間、在宅ワークに最適な静かな環境など、その家や場所が提供する生活の質こそが資産に勝る価値だと思うのです。

環境と空間的価値のリンク

さらに、空間的価値は周辺環境とも密接に関連しています。現代では、地球環境に配慮した取り組みが進んでおり、自然との調和や地域の持続可能性を重視する空間が評価される時代が来ると信じています。


今は評価されていないのは、単純な経済合理性の中に暮らしが組み込まれているからだと思っています。いずれ、持続可能性を重視した空間が高く評価される時代が来るでしょう。そのときには、空間価値が資産価値として維持されるだけでなく、さらなる向上を期待します。

まとめ

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住宅購入を検討する際には、「価格」だけでなく「空間的価値」にも目を向けることが、未来の資産価値を左右する重要なポイントとなります。人口減少の時代においても、生活の質やその空間の将来的な魅力を保つことができる住宅を選ぶことで、安心して豊かな暮らしを送ることができるでしょう。


注文住宅ほどの予算をかけたくない方、分譲住宅にはときめかない方は、ぜひ中古住宅リノベーションという選択肢も視野に入れてください。そうすることで、空間的価値に見合った住宅が見つかり、資産価値の向上だけでなく、何よりも人生そのものが豊かになるはずです。ぜひご一考ください。


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本当に未来に誇れる新築でなければ、既存の建物を活かしてリノベーションする方が、はるかに持続可能で未来に残す価値があると思っています。それに、なにより住んでいて気持ちいいはずです。