気になりますよね!住宅ローン金利!!

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広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。

ここ数日、住宅ローン金利について多くの記事を読みました。金利が上昇すれば支払いが増えるわけです。これから家を購入しようとしている人も、すでに家を買って住宅ローンの返済をしている人も重要な問題です。

金利が上昇すれば同じ支払額でも借入できる額が減ります。財布に限界がある以上購入できる物件にも影響を及ぼします。また、すでに住宅ローンの返済が始まっている人は支払い額が増えます。ライフプランの見直しが必要になるでしょう。

このブログでは住宅ローン金利について、出来るだけ中立的な視点から整理してみます。お付き合いいただけると嬉しいです。

画像記事元はこちら

どうなる住宅ローン金利?

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詳しくはリンク記事を読んでいただきたいのですが要約すると、

●影響受けるのは固定金利
●固定金利と変動金利の金利差は広がる
●変動金利の金利は変わらない
●金利上昇のリスクへの備えを!

こんな感じです。


いますぐに変動金利は上昇しない。

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以下記事を抜粋

長期金利の上昇で固定型には上方圧力がかかる。一方で、約9割が契約する変動型は連動する短期金利が変わっていないために影響は限られるとの見方が多い。変動型では金融機関の競争が激しさを増しており、当面は低下傾向が続くことになりそうだ。

「短期金利が変わってないため」変わらない!ではないことが気になる人もいるでしょう。私もその一人です。いろんな記事を読み漁りましたが、実質利上げだという記事も多くあります。また、多くの識者の声も日銀総裁が変わることへのシグナルのような見方をされています。

このような状況下、少なくも変動金利の金利は上昇することを前提にリスクヘッジをすべきだと考えるのです。

変動金利とは?

ここで変動金利についておさらいしときましょう。

●借入期間中に適用される金利(適用金利)が変動します。
●半年に一度適用金利が見直されます。
●金利が変動しても月々の返済額は5年間変わりません。
●5年後の返済額は、元金残高、金利、残り返済期間から再計算されます。
●見直し後の返済額は、適用金利が大幅に上昇した場合でも直前の返済額の最大1.25倍までです。

どうにでもなりそうに感じますね。しかし、金利上昇しても返済額が変わらないということは元金も減らないということです。

金利上昇時に備えるべき論

ネットやSNSを検索する限り、前述した現実を上手に切り取り変動金利がマストです!的な声が多いように感じました。

確かに短期金利の変更はないわけです。当面は、固定金利と変動金利の金利差は開くばかりです。変動金利が有利なのは間違いありません。

ただし、ここで考えなければならないのは、金利とはいわゆるリスクです。リスクが少ないから変動金利は低利で貸し出されるのです。異次元緩和を修正したということが実質利上げと言われるのはリスクが増したということです。

短期金利を上げる時は給与が上昇した後だと信じたいのですが、将来の金利上昇時に備えたライフプランを見直しに着手する時だと考えます。

最後に!

お金はとても大切なものです。

住宅ローンの金利が上昇すれば住宅ローンの支払いという固定費が増えます。給与が上昇しなければ家計が苦しくなるのは言うまでもありません。では、金利が上昇しあらゆる物価も上昇した。それでも給与は上昇しない!?こんなことがあるのでしょうか!?

家を購入することは未来への一歩を踏み出すことです。家を買おうが買うまいが、その一歩を安易にやり過ごすようでは、未来は明るいものではないはずです。

ちょうど金利リスクを考えずにはいられない今、住宅ローンとの付き合い方と合わせて未来へのライフプランを考えるチャンスだと思えてなりません。

色々な働き方もあれば色々な暮らし方もあります。こんな時だから、注文住宅でもない分譲住宅でもない、中古住宅リノベーションという選択があるということも知ってほしい!です!