旧省エネ基準の家

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広島市で中古住宅リノベーションを提供している「おりいえ」です。

中古住宅リノベーションと言っても見た目はもちろん、建物の耐震性や省エネ性も様々です。

寒い家は絶対嫌だ!という人が、無断熱の家とか旧省エネ基準の家を購入すると、省エネリフォームだけで相当な費用が発生します。

省エネストックの状況

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このブログのタイトル旧省エネ基準とは、平成4年基準以前の基準のことです。つまり、ストックされている7割の家が無断熱もしくは旧省エネ基準の家ということになります。

サッシはシングルガラス

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サッシはシングルガラスです。

「おりいえ」では、デザインしたい窓はカバー工法で最新のサッシをいれます。それ以外は、部屋うちにサッシを追加した二重窓にしています。

居室以外の床下は断熱材なし

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具体的な基準は調べてないのですが、これまでの経験では居室以外の床下には断熱材は入ってないようです。

床下にもぐり断熱材を付加出来ないこともないのですが、床をはがしたほうが楽チンですよね。職人さんにも優しいし。

和室も畳が断熱材という感じです。

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和室も畳が断熱材を兼ねているという考えのようです。

それではねぇ~という気がします。

カッコイイ家VS省エネ性能の高い家

物件価格+リノベーション費用=満足!

リノベーション費用において、省エネ性を高めるための費用や耐震性を高めるための費用は、デザイン費用とは別途です。デザインも省エネ性も耐震性も!最高級がいいということであればもしかすると注文住宅の方がコスパは高いかもしれません。

中古住宅リノベーションを満足させるためには、建物の性能を理解したうえで計画することが重要です。そのための、旧省エネ基準とはどういうものかをお伝えしました。参考になさってください。

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